2024年12月21日(土) 23:15 JST

キプロス共和国 キプロス島_プロローグ

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キプロス共和国 キプロス島の旅(43島目)

 

キプロス島だけの花

高山植物のアラピスプルピレア

桜ではありませんスモモ

アーモンドの花

イコン画

ブ ド ウ 畑

キプロス人の先祖

ニコシア

デイジーの花満開のサラミス遺跡

キプロス島にだけ咲く「アラビス・プルプレア」
アラピスプルピレア
キプロス島だけの花
スモモの花
イコン画
こども
こども
像
イコン画
イコン画
イコン画
イコン画
ブドウ畑
アーモンドの花
像
デイジーの花
キプロス島
旗
キプロス人の先祖
キプロス島

地中海の中ではシチリア
サルディアに次いで三番目の大きな島だ。

私がこの島を是非訪ねてみたいと思ったのは、

5年前にある雑誌の記事に出会ったからである

香港在住の日本人がキプロスの
パフォスの近くに永住を求めた

その理由は「この島には子供の頃に育った
日本の田舎と同じものがある」

「近所づきあいも多く、人々は温かく

多くの国が失いかけているものが
ここにはまだある」と感じた…とあった

キプロスの長い歴史は交通の利便さから
幾多の民族の標的にされた

ギリシャ・アッシリア・エジプト
ぺルジャ・ローマから

ベネティア共和国時代を経て
1960年にキプロス共和国が誕生している

島では4つの貨幣が使われユーロ・USドル
キプロスポンド・
北トルコリラ

北のレストランでは北以外の貨幣は使えず
何が何だかわからないが

物価が高いことだけは確かだ

その証拠に軍隊に挨拶をすると
手を振って答えるほどのリラックスさ。

2004年5月に南部がEUに加盟して
南北の交通が自由になり、

観光客も北を訪れる事が出来るようになったのは
まだ三年前のことである。

9000年の歴史を持つ島は、
春先には黄色いディジーの花が南北を問わず

路端沿いに国境線を越えている。

何時しかひとつになる時を期待しているが、

イスラム教とカトリック教の違いが
統一を遅らせているのだろうか?

北と南では貨幣も物価も違い
国境を越えるには全ての人がパスポートを必要とする

1974年7月に北はトルコ系住民の保護を理由に
独立宣言「キプロス連邦トルコ系住民共和国」となる

南北の分断は5ヶ所に通関のあるグリーンラインを
地図上で色分けされている

分断以来、国連平和維持軍が配属され

厳重に警戒されているようであるが

何だか形式的なものを感じる

ヨーロッパで一番先に春を迎えるキプロス島

四国の半分ほどの島は南北を

分断しているグリーンラインは

東西300kにも及ぶ。

そのうち33%の領土は北側であり、

未だに3%の基地をイギリスが保有している

昔は仲の良かった民俗を
イギリスとアメリカが分断した。

黄色いディジーや菜の花が花絨毯のように
水平線まで敷き詰められ

花ずおう・ゲジェナイト(夜に香る)、

スモモにアーモンドの花が満開、まるで日本の春の風景

石灰岩にしがみ付くように咲いているのは
舌を噛みそうな名前の

「アラピスプルピレア」
(キプロスだけの花)は標高1900
m
岩肌に咲く美しさにバスも臨時にストップ

ヘアーピンカーブの道中も疲れを感じさせないお花見

 

 

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