2010年5月18日~30日
街を走る場馬車
ヴアレッタの街でマジックをする岩崎圭一君
眠れる女神
島のグルメは「マルタパン」と
「マルタワイン」
日本にはまだ輸入されていない
知る人ぞ知るワインの名産地を訪ね歩く。
白ワインはゴゾ島に広がる
ブドウ畑をこの目で確かめ、
途中で出会った海沿いの塩田に魅せられ
夜明け前に2日もファインダーを覗いた
数々の世界遺産の中でも
特に注目したいのが「地下神殿」であった。
見学は一時間に、たったの10人に制限されている
岩盤をくり抜いて造られた石室は
古代人の知恵が溢れていた。
何よりも嬉しいのが何処の入場料も
シニア割引(30%)があるのには感激した
館内は撮影禁止
縁はいなもの私が
『地球の島めぐり』を始めた
同じ年(2002年)に彼はママチャリで
下関から釜山へフェリーで渡りその後7年間、
中国からロシア、ヨーロッパ各地を経て
マルタ島で偶然の出会いとなった。
マルタ島・ゴゾ島・コミノ島からなる共和国
7年前に撮影ツアーで訪れてから2度目である
今回は女房と妹夫婦の4人の旅となった
5月は初夏の風が吹きぬけ快適な毎日だ
赤ワインはマルタ島の
マルサシュロックの近くにある
広大なブドウ畑から生まれた逸品。
マルタの地ビールで喉を潤し、
地中海の日差しをたっぷり浴びて
育ったぶどうで作られた
ワインで今夜も酔いしれた
地中海の真ん中の島で
悠久のひと時を7000年の歴史街道を
散策する旅となった。
ヴァレッタの聖エルモ砦で行われる
騎士団の戦闘を再現するイベントは圧巻である
銃隊と大砲の演習は特に見応えがあり
昔日の聖ヨハネ騎士団を思い起こさせ
軍旗が歴史的な勝利にたなびいていた。
マルタワインのぶどう
ヨハネ騎士団の演習
世界遺産 地下神殿
ゴゾ島の塩田
マルサシュロックのルッツ
巨石神殿イムディナの模型
池内嘉正
所持金はたったの3万円からスタートして、
野宿の旅から食べる為に好きなマジックで
小銭を稼ぎ世界一周を目指している驚くべき青年だ
「芸は身を助ける」とは良く言ったものだ。
後5年間はこの旅を続ける騎士のような
精悍な日本男子にエールを送りたい。
岩崎圭一君
街を走る可愛いい旧型ボンネットバスも
多量の排気ガスの為
2010年で廃止と決まっている。
これも時代の移り変わりが偲ばれる産物である。
その街角で日本の青年がマジックを見せていた。
大道芸人は岩崎圭一君(37・群馬県)。
プロローグ
マルタ島共和国
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