オーナーのジュリアーノ・グレコと筆者
マッタンツア(マグロ漁)
マグロの缶詰工場跡
マグロ漁の船団
缶詰用の冷凍マグロ
水深25mで回遊する『マグロ』
地中海の豊富な餌を求めて
ジェノバからサルデーニア島の南端まで回遊
1800mに張られたネットに突き当たり
右回りに旋回しながら
囲い込まれてネットへと進入
島の北端にある港から
マッタンツア見学(5500円)のボートが出航
日本からの予定では27日であったが
到着日(25日)の夜に
明日に変更との連絡が入る
8時30分にホテルへ迎いが来る
マグロの缶詰工場跡のダイビングセンターで
待たされること一時間
「ほんまにあるのかいなぁ」
と思っているとどうやら出発するらしい
勝鬨を上げて海にダイビング
マグロの品質検査
警備艇
マグロを寄せる漁師
飛沫避けのビニール袋
イタリア語の通訳をしてくれたアイルランド人
マツタンツアを見る観光客
マグロ漁の説明をするスタッフ
陸揚げされるマグロ
指揮をとるリーダーが海を覗く
徐々に網が持ち上げられる
初めて見る光景は度肝を抜かれる迫力
100kg~300kgのマグロが
飛び跳ねる様はまるで
ハリケーンの襲来の勢い
三人がかりでも海へ引き釣り込まれる
次々と観念した『本日の主役』たちは
クレーンで引き上げられる
2時間に及ぶ海上の格闘技は終演となる
海の男たちは勝鬨を上げ勝利のダイビング
見応え十分なスペクタルを
もう一度見たいものだ アンコーラ
網の中ではダイビングスーツに
身を包んだ男がマグロと格闘
K1どころの騒ぎじゃない
正に人間とマグロの血みどろの闘い
フックに仕留められクレーンで
吊り上げられても最後まで暴れる
マグロは凄いヤツだ
良し悪しを見分ける真剣な眼差し
多くのマグロは日本へと
輸出されていく…と
親日家は私たちに好意的に話してくれる
見知らぬ島での出会いに
旅はエスカレートする
ジェノバからサルデーニア島の
西側を南下, サンピエトロ島の
北端に突き当たる
5月初旬から6月中頃まで
マグロ漁は行われる
マッタンツァを仕切るのは若きオーナー
「ジュリアーノ グレコ」
水しぶきを浴びながら
シャッターを切る女性カメラマン
もちろん水中用のフード付である
其処までは気がつかなかった
後で知ったが
「ナショナル ジォグラフィックス社」
のカメラマンだ
カメラマンはビニールの
レインコートを着用している
マグロの血飛沫が飛び散るらしい
「そんなもんおまへんがな」
網が手繰り寄せられ
精悍な海の男の勇姿が近づく
揺れるボートの上で期待感に胸が踊る
mu-bi- 1
全てイタリア語で説明のため
全く解からず困っていると
アイルランドからの旅人が通訳してくれる
何処にでも親切な人はいるものだ
ゴムボート2台に分乗
目指すはマグロ漁場