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木陰から覗くカンガルー

赤ワインは旨い

二日目のランチ

ガイドのティム

キングホワイティング

ランチは島で獲れた白身のキングジョージ・ホワイティング
塩、コショウでソティ。

仕上げは白ワインを豪快にブッカケ…ジュといい匂いが漂う。

島産の羊乳チーズ(ハルミ)の鉄板焼き。

包丁さぱきも手馴れたもので、
ポテトのスライスがアッと言う間に鉄板の上でこんがりと。

魚はあっさりとして味はグー。

チーズも癖もなく、焼くほどに旨味が増す。

こんな空気の良い所では、
何を食べても旨い。

「さあランチだよ」

と連れられて来たのはブッシュの中のテント。

食材がギッシリ入ったバスケットクーラーボヅクス
4WDから下ろして手際よく準傭をするティム。

料理ができるまで、
「散歩でも行きまひょか」。

ブッシュの中ではタマールワラビ(小型のカンガルー)が
木の実でランチ。

同行のジョージ(35)がユーカリの木の上のコアラを発見
話し声に下を見て

「ニッコリ」
したかどうかは解らないが…顔を覗かせた。

コアラの棲むユーカリの森の中、
初夏のさわやかな風に吹かれ飲むビールは格別の味。

ワインも飲み放題。

さすがオーストラリア、土地も広いがやる事も大きい。

どこかのヅアーみたいに一人一本なんて言いまへん。

調子に乗って小鉄も赤ワインを口に。

「ワッおいしい」

アウトドアの達人に笑顔がこぼれる。

極上のアウトドアランチ

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