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こぶがひとつのセブ牛

マダガスカルホシガメ

ザ・バオバオ

バオバオの影

夕日に染まる並木道

ローソクで食事

セブ牛と家路へ急ぐ

バオバオの並木道で遊ぶ子供たち

水連の咲く池

バオバオの並木道

宿泊先のホテルの部屋には
蚊取り線香とローソクが常備
懐中電灯も必需品

停電は一日に数回おまっせ
停電になるとトイレも使用禁止
最低一時間は辛抱せなあきまへん

「さぁボチボチ夕食に行こか」

「バチッ」「あっ停電や」

手元の懐中電灯の出番
ローソクに火が灯るが
ムード満点とはいきまへん

各国から訪れる観光客と遊ぶ子供達は
古着を着ている子もいるがが

並みの古着じゃおまへん
日本では雑巾にもしないぐらいだ

「物を大切にせなあきまへんなぁ」

底抜けに明るい子供たちの影が長くなる
貧しくても目はキラキラと輝き、
夕日が映える

夕日の中で赤く染まる大幹
大きく深呼吸をしているように感じる

空にはイワシ雲が異国情緒をかもし出し
異様なシルエットの絵本の中にいるようだ

 並木道をセブ牛
(こぶがひとつ)
の荷台に揺られて家路に帰る人

超満員のトラックで通り過ぎる人
バオバオはそれを見守っている

巨大な樹形は葉が少なく高さ20~30m
太さは5~6人が手をつないでも、
まだ足りないものもある

巨体を支える秘密は大きな幹にあるらしい
樹皮の下には葉緑素が存在するので

厳しい自然環境の中で堂々と
天に向かって威容を誇れるのだ


外へ出ると満点の星空に南十字星と天の川が
より一層輝きを増している
これも停電のお陰で得をした

バオバオの並木道

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