ロ ボ 料理
クリスティナー
膝まで海に入り、
連続のシャター音は鳴り止まず、
スナップをカメラに納めた。
その名も「クリスティナー」。
オーストラリアのメルボルン
から家族と一緒とか。
今夜のディナーは、フイジーの代表的なロボ料理。
ヤマイモ、タロイモ、タピオカ、豚、鳥、牛、ラムをヤシの葉で包む。
土に穴を掘り、焼いた石を入れて3~4時間蒸し焼きにする。
ハワイでも良く似た料理がある。
豪快に見える料理も味付けは全くない。
ショウユ、ソースが無ければ喉も通らないのは私だけかと小鉄を見れば、
フオークとナイフはテーブルの上に置いたまま。
ホテルのビーチは、
サウスビーチとノースビーチの二ケ所ある。
ノースの砂浜を散歩すると、
波と戯れている一人の女性に出会った。
濡れた肌が、夕日に照らされキラキラと輝いて、
なんとも美しい。
「イクスキューズ・ミー、
写真撮らせて貰えませんか」。
「OK」。
食後はショータイム。
メケショウは、歌と踊りで構成される、代表的な郷土芸能。
男たちの踊りは戦いの前に勇気づけるもの。
女達は来客をもてなす踊り。
楽器は「ンデリア」という竹筒を地面に打ち付けて音を出す。
「ラリ」と呼ばれる太鼓を打ち鳴らし、ショーは始まった。
無料だから仕方がないが、
観光用の踊りはもうひとつ迫力にかけ、感動がおまへん。
それよりクリスティナーの姿を捜したが、
見つける事が出来なかったのは残念だ、ハイ。
クリスティナー