フーコック島のイカ釣りの最盛期は10月~4月
良く釣れるとの情報を頼りに早速釣り船に乗り込む。
日暮れまでの小魚釣りも結構当りがあり,
8人で釣果は45匹
孫の初挑戦はなかなかお見事
一番の大物釣りは「貴生」に軍配が上がる
賞金の5ドルをゲットしたが双子の貴一に
2ドルを分ける優しい心遣い
とっぷりと日が暮れてぼちぼち帰ろうか…と
その時『釣れた』と小鉄の弾む声
糸にはイカが墨を吐きながら釣り上げられた
皆から羨望の眼差し
8人でたったの一匹の「貴重なイカ」は
記念撮影に引っ張りまわされた。
島に滞在中3回も釣りに出かけ
すっかりはまってしまった孫
船の中で無邪気にはしゃぐ気持ちは解かるが,
海に落ちないかと私は釣りどころではなかった
明るい笑い声に包まれて
船はホテルのビーチへと向かう
本船から小船に渡るのも細心の注意が必要
孫たちとの釣大会で
こんなに釣れるとは思わなかった
餌付けから糸のもつれ,
指に針を引っ掛ける孫の貴一
指から血がポタポタと…
「大丈夫か?」
絆創膏を巻くともう糸をたらしている
子供の好奇心にはとてもかなわない
専用ボートの贅沢な釣り三昧
何よりも気に入ったのは一人10ドルの安さ
無事着岸“♪おて~て…つ~ないで…♪”
星空を仰ぎながら孫の手を引き
のんびりと部屋へとご帰還
今日も一日がゆっくりと過ぎようとしている
ベトナムのパラダイス
日没後イカ釣りが始まる
船の調理場から油の匂いが
風に乗って運ばれてくる
今,釣ったばかりの小魚の空揚げ
パンフレットにある活イカのバーベキューや
イカ雑炊はどうするのかな?
誰の糸にもイカの当たりは全く無い
釣バカ日誌INフ-コック
偶然覗いた調理場では
雑炊の準備が始まっていた
イカは前日、漁師が網で獲ったものを
ぶつ切りにして鍋へ
運ばれてきた雑炊と魚の空揚げ
旨い美味いとパクついている
私はなんだか食が進まなかった
少しだけ味見をしたが
ショウガが良く効いた塩味だけの雑炊
これが釣ったイカならどれほど
美味かっただろうか?
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