スライドショー
大体「ギャ行」で鳴いている
カニと戯れる小鉄
スタッフの子供
エスメラルダ
ゾウガメ・250歳・400kg 「エスメラルダ」
超特大のオムレツ
黄身の味は濃い
セグロアジサシの玉子
スタッフのキッチン
旨そうな魚はグリルで昼食の食卓へ
バード島でのトローリング
セグロアジサシ
ありがとう
コロニーへいらっしゃい
バードコロニー
ロッジのテラスの椅子にも鳥が飛んでくる
バードアイランドの入口
エアーセイシェル
エアーセイシェルの操縦室
バードアイランド
バードアイランド
スライドショー
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2日目の夜も午前1時30分
ギァー子に起こされ,午前5時には起床
この島の主は鳥ではなくゾウガメの
「エスメラルダ」オス250歳・400kgである
ガラパゴスで多くのゾウガメを見ているが
この「島の主」は人間慣れしているせいか
首を竦めたりはしない
こじんまりした清潔な部屋には
造花が飾り付けられ女の子らしさが漂っている
まもなく湯で玉子が登場
紛れも無くセグロアジサシの卵,
鶏より一回り小さいが黄身の色は濃く味も良い。
大自然の養鶏場は食べ放題らしい。(これは内緒の話)
デッカイオムレツまで出されたが箸を出すのに気が引けた。
コロニーの近くにはスタッフたちのロッジがある
「何を食べているの?」
コロニーの方を指差し「フレッシュエッグ」。
ホテルのレストランより旨いと
スタッフの「○○○さん」(匿名のため名を秘す)
11時にスタッフの家を訪れる約束をする
カラフルな鳥やきれいな歌声など何処にもない
自然と共に…,自然がいっぱい…,にも限度がある
この島に来るまでにも地元テレビなどで
卵を拾って売るところを盛んに放映していた
鳥の数は以前より少なくなっていると
言っているが…
冷たい真夜中のシャワーを浴び
飲み残しのワインを流し込み
鳥かごのベッドに横になる
隣の小鉄も寝苦しそうだ
寝ぼけ眼をこすり早朝には
カメラ片手に鳥たちのコロニーへ足を踏み入れる
居るワ居るワ空が雨雲のようになるほど無数に…。
想像を絶する泣き声に異様な風景
天井は外部と筒抜けだが鳥たちは
部屋の中には入ってこない
屋根裏には「ヤモリ」や虫たちが同居しているが
慣れて来ると気にもならない
午前二時,夢の中で目が覚める
鳥かごの中で眠っていたらしい
身体は汗でびっしょりとぬれている
相変わらずギャウ,ギョウと鳥たちは
夜を徹して語り明かしている
大き目のアイランドロッジは天井に
扇風機が一台と後は自然の風
一日中オープンドアーで鍵はおまへん
ジッとしていれば海風が心地よく
肌を通り過ぎて行く…とまでは良かった
夜は蚊取り線香のお世話になり
昔懐かしい蚊帳の中のベッド
鳥は,夜は寝るものと思っていたら
どっこい大間違い
一晩中ピィーッ,ピィーッ
ギャウ,ギャァ,ギョウと
鳥たちのコロニーには4月~10月まで
200~300万羽を数える
セグロアジサシや20数種類の鳥の仲間も
どれがどれやら解らない程の鳥・鳥・鳥・
何処の島で見た鳥よりも
この島の鳥の多さには勝てないだろう
インド洋にポツリと浮かぶ孤島に
本当の自然を求めにやってきた
首都のあるマヘ島から北へ30分
20人乗りのプロペラ機は一日一便飛んでいる
エメラルドの海の上を鳥たちの天国へと
案内してくれた
どんな美しい鳥たちの歌声に出会えるのか
期待で胸が膨らむ
草原の滑走路を降りるとロッジにテェックイン
「暑い!あつい」!
歩いて一周4kmの島の中に
24戸のロッジがある
極上の砂浜は目に痛いほど白い
大好物のアボガドやバナナを旨そうに
パクついている
鳥の喧しい鳴き声など全く感知せず
貫禄たっぷりに歩く
大自然と共に生きるゾウガメ,
人間は外から覗き見しているだけで
良いのではなかろうか?
鳥の減少の一番の外敵は人間だったとは…。
夜空の輝く満点の星,「星は何でも知っている」
バードアイランド