メリッサの洞窟
夏にはコンサートが開かれる空洞
ド ロ ン ガ ラ ティ の洞窟
最終日、最高の天気に恵まれ
再び洞窟の魅力に誘惑されてやって来た
太陽の位置は10月では
真上に来る時間帯が無い
太陽の軌道が洞窟の真上に来るのは
4月5月6月だと知る
二回目の訪問は勝手知ったる景勝地
ボートの船頭も顔馴染みであり
サ-ビスも違う
リッサニ洞窟とは「紫の洞窟」と言う意味
紫と言うより不思議な青色感じる
イタリアの「カプリの洞窟」とは
ひと味違うギリシャの洞窟
カプリではチップを強要されたが
ここでは紳士的
神秘的な地底湖はもう一回見る価値はある
ポッカリと開いた天井から差し込む
自然光で濃いブルーに
濃淡が描かれ湖の芸術が広がる
太陽が真上に来る夏場は
水の色がもっと変化するだろう
それは間違いであることが後日解る
お次は「サミ」の北にある
半塩水の地底湖「メリッサの洞窟」
(5ユーロ)
120の階段を降りると
突然現れる地の底の湖
(水深1m~50m)
客待ちのボートは
我々二人を乗せて湖を行く
ぐるっと、一周は10分で
回れる小さなもの
急な階段を下りると
巨大な空洞が広がる
洞窟には手が加えられた後もあり
人工的なものには何の感動もおまへん
6000年前に出来た洞窟は
かっては観光客も入れない
聖域だったらしい
東海岸のサミ港への途中にある
ドロンガラティ洞窟を見学
夏にはコンサートが開かれるように
中央には席が設けられる様に
なっている鍾乳洞
写真撮影の時はボートを止めて
暫くして進む気の使いよう
前に来た時の倍の時間を要して
ゆっくりと回ってくれたが
光の関係で描いていた
ベストショットは撮れなかった。
4月のメリッサニの洞窟は
きっと絵葉書にある見ごたえのある
地底湖になるだろう。
メリッサニの洞窟