リー夫妻と小鉄
感激のリーさん
私が釣り上げたマヒマヒ
出航して3時間、左側の私の竿にヒット
スタッフは手際よく他の6本のリールを巻き上げる
さぁ釣師「嘉正」の出番だ
腰を船べりに固定させ足を踏ん張りリールを巻く
力で竿を持ち上げ再び寝かせる
その間にリールを巻くのだがそれが上手いこといきまへん
船は揺れるし足元はふらつく
魚も死に物狂いで
ジャンプを繰り返し逃れようと必死の魚相
何回も繰り返しやっと近くまで引き寄せ
スタッフが手かぎ棒でキャッチ
お見事!
格闘の後は相当腕が痛い
マヒマヒは1mを超える大物だ
「オーイ小鉄 カメラカメラ」
キャビンからの返事はなし
キャップテンに
持ってもらってやっと写真撮影
鳥山を探すスタッフ
リー夫妻も早くもダウン
船は45度に揺れる
45フイートのクルーザー
北のトウル・オ・ビッシュの桟橋から朝の7時に出航
45フイートのクルーザーは
フインランド製の超豪華判なのにビックリ
スタッフ3人と私と小鉄、
シンガポールからリー夫妻(中国人)。
インド洋の冬の荒海はハンパじゃおまへん
こんなに揺れるのは初めて
見るとキャビンで早くも
バケツのお世話になっている
リン夫妻も、ボートから体を乗り出し
船酔いの様子
30分後再びヒット、今度はリンさんの竿
魚の顔まで見えたところで逃げられてしまった
顔面蒼白の上ガックリと肩を落とす夫妻
そこへ私の竿にまたまた「ヒット」
スタッフが飛んで行って巻き上げ準備
キャップテンは私を指差すが「ノーサンキュー」
「ワンモアプリ-ズ」とリンさんに竿を譲る
浪速男の心意気でんがな
遠慮がちにリンさんがリールを巻き始める
その様子を奥さんが必死にカメラに収め
今度は見事にゲット
荒れ狂う海の祝福を受け6時間で納竿
記念写真の後、何回も「サンキュ」「サンキュ」
と私に握手を求め笑顔の別れ
日中友好のフイッシングは十二分に満足した。
ビッグ・ゲーム・フイッシング