ロブスターの丸かぶり
アンとは無縁の男
「恋人の小径」
アンの部屋
大崎夫人と小鉄
モンゴメリの墓
快晴の朝、キャベンディシュ教会とアン物語で描写された所を訪ねる。
グリーンゲイブル郵便局、モンゴメリの墓、小説の中アンが過した家の可愛いベッドに、
屋根裏の部屋。ミュージカルの舞台セットのようだ。
すぐ横に隣接してゴルフ場がある。木漏れ日がキラキラと降り注ぐ中、「恋人の小径」を
森の中へと歩く。ロマンチックのムードが漂う。
郵便局の中
グリーンゲイブル郵便局
キャベンディシュ教会
島の名物にもうひとつ
「ロブスター」がある。
春から夏にかけて解禁になる。
大西洋沿岸で捕れたロブスターは
身が締まって美味しいと評判だ
偶然に訪ねた港町、
ロブスターの看板に飛び込む。
日本人など来るはずも無い珍客に驚く店員。
生きが良くピチピチと踊る旨そうなヤツが、
4匹(6ポンド)で$45(4000円)。
とにかく安いのが気に入った。
赤毛のアンもいいが、やっぱり私は「花よりダンゴ」。
日本からの女性の観光客は、
息をのみ目を輝かしアンの生き様を求め、
自分だけのアンの世界に浸っている。
「あ~ぁもうこれでいつ死んでもイイワ」と
大崎夫人。
念願の夢が叶ったその顔は
満足に満ち溢れている。
一人だけアンよりゴルフの方が気になるらしく、
眼は反対の法に向いたまま。
モンゴメリが歩んだ道をたどりながら、
遠い昔を偲び想像するのは
チョット無理かな(一人だけ)。
今夜の食卓が楽しみだ。
コテージのキッチンで夕食の準備。
料理人「嘉正」の腕が鳴る
ロブスターの丸かぶり、
ロブスターのサラダ、
島産牛のステーキ..。今夜のお味は「星三つ」
真っ赤に茹で上がった今夜の主役は、
シコシコとしてソフトタッチ、
上品な磯の香りが口いっぱいに広がる
持参の焼酎の底の見えるのがなんと早いこと。
至福の晩餐会はいつ終わる事もなく
延々と続く・・・。
アンの世界