ミ ル ト ス ビーチ
タラモサラダ
タ コ の ミネガー
教 会 の 内 部
猫の子一匹通らない日曜日の商店街
シーズンオフのビーチ
名前すら知らなかった
「ケファロニア島」の名前を覚えた頃には
予定の一週間が過ぎ去った
これから先に何が起こるか知らないまま
明日は日本へと向かう。
島で食した数々のギリシャ料理の味を
思い出しながら早朝の空港へと向かった
小鉄のひとり言
どんな島かもわからないまま来てしまったケファロニア島。名前もなかなか覚えられなかったがシーズンオフで観光客が少ないのが良かった。聞けばシーズン中はボートに乗るのも1時間も並ぶらしい。海老もイカもタコもそれぞれ美味しく頂けました。
平成18年10月11日―20日
旅の鉄人 浦島 太郎
美味しく食べるコツは
オリーブオイルを自分の好みで
味付けするのが何より旨い
そろそろ日本料理が恋しくなるころには
持参の醤油とポン酢が活躍する
思い出すだけで腹の虫が泣き出した。
ギリシャは真夏の太陽が照りつける季節が
やはりベストシーズンなのかも知れない
イオニア海で最も美しいミルトスビーチや
メリッサニ洞窟の神秘的な
地底湖を一度は訪れる価値は十分にある
一番のお気に入りは
「タコのビネガー」
生タコをボイルして
オリーブオイルとビネガー
バジルの香りを添えて
あっさりとした塩味と
レモンの酸味が幾らでも箸が進む
二番は「タラモサラダ」
マッシュポテトとタラコ・
レモン汁に玉葱のみじん切りに
オリーブオイルにマヨネーズ
覚えておいて損の無い逸品
人々は教会へと通い
その周辺で語らう島人の表情は
穏やかで皆明るい
夏のシーズンの喧騒さかrら
静かな島の顔を取り戻すのだが
観光客の去ったレストランは寒々としている
客待ちのウエイターはタバコを片手に
手持ち無沙汰の日々を送るのだろうか?
夏のシーズンが終わると冬の訪れが早い
Tシャツにショートパンツも
コートにマフラーへと変身
観光客は塩が引くように引き上げていく
1953年の大地震で古い人家が崩壊し
新しい家並みはオレンジの屋根が美しく
日曜日には賑った商店街は
猫の子一匹、通らない
追
ケファロニア空港からアテネ行き手荷物は一人一個に制限され
カメラ以外は撮ったフイルムまでバッグへ。
二時間待ちでアテネ経由ミラノ行き。
ミラノ空港では四個の荷物は行方不明。
着の身着のまま、ミラノで一泊。
翌日空港へ5時間前に到着、アリタリア空港で日本人職員に掛け合うが無責任なもの。
搭乗するまで何の連絡もなく、関西空港では2個の荷物の行方が判明するが到着せず。
その4日後我が家へ到着するも鍵をかけていないバックまで抉じ開けられ修理屋へ。
その後アリタリア航空へクレームを出すがいまだに返答なし。
これで三回もやられましたワ
エピローグ