第29弾 ご島地グルメ 広島県生口島

ご島地グルメ 第29弾 広島県生口島 レモン鍋

ご島地グルメ 2024/4/17 人口7060

25年振りに訪れたしまなみ海道の中央に浮かぶ生口島

尾道港にはサイクリングの姿が船を待つ、

その中には外国人の観光客もある

島は柑橘類が多く瀬戸田レモンは日本一の生産量を誇る

期待して下船したが商店街はシャターが閉まった店も

それでも頑張っている人気店「ちどり」は耕三寺前の好立地条件

開店と同時に入店後、5分もしない内に列ができる

人気の「卵とじのタコ天丼」をひとつだけ注文

女房一人を残し穴子の食レポに他店に入店

「穴子と野菜の天丼」1200円 天ぷらの揚げ方が専門店以上の味

あっという間に胃袋に納め、外に出ると女房とばったり

どうやった“出てきたのはタコと野菜の天ぷら”とがっかり

4人席を一人で食べていると味も解らん…と嘆く

立って待っている人に見られると“喉も通りにくいわ”…

それでも夜に再度予約を取り訪れた

親子三代が受け継いだ店は昭和40年開業の老舗

島の宝の「瀬戸田レモン」を使った「レモン鍋」

しかし事前の注文しか出来ないと、一人前の小さな鍋で登場

別にレンモンを注文してそれなりのインスタ映えを狙った

★★★

三代目の女将さんが愛想良く動き回る姿は気持ちがいい

外国人にも流暢な英語の受け答えでこなしている

名物の「レモン鍋」も出来てきて苦くならない内に

余分なレモンを取り出しひと口、味見

 

“美味しい”と呟く小鉄

レモンの酸味と出汁がミックス、ポン酢以上の味を引き出す

丁度いい酸味はご当地のレモンが違う

帰りがけレジで見つけた「レモン鍋の素」

調理士「よし正」のレモン鍋は大阪での再現土産

★★★

他店では瀬戸田の魚も年々減少と嘆く店も多く、

その分漁師も減っている

アナゴ重も数の限定の店が増えている

しかし鮮度の良いアナゴの味はなかなかの物

★★

風光明媚なしまなみ街道の島々は自然現象との戦いに四苦八苦

それでも生口島は頑張っている

ご当地感: 4.8/ 味:4.7/ 価格:4.6/サービス:4.6/ 雰囲気:4.5

2024/4/17 No 102

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/4/17)

  

Photograph by Yoshi Ikeuchi

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