離島60めぐり---第50訪島(4)
粟国島(あぐにじま)
●沖縄県 「天気がよければここからの夕日は素晴らしいです」と神谷さんおススめの『マハナ岬』には、風力発電の風車が2基。
25メートル以上の風力で自動的にストップ。
この日は風が強く、吹き飛ばされそうだ。
マハナ岬の風力発電
マハナ岬は海抜96メートルの断崖絶壁。
そこに立つと遠く久米島や慶良間諸島がうっすらと望める。
『離島の旅』の最初の頃に訪れた島々なので島影が懐かしい。
観光パンフレットには無い溶岩の海岸線。
ハワイ島を連想させる。
巨大な岩の間を通り抜けるとあたり一面、真っ黒な海岸。
大きなドス黒い岩が海辺一面に…異様な光景である。
粟国島の“観光大使”としてポール・牧さん(タレント・僧侶)が「生まれた所で育って、そして死んでゆくことが最良の生き方と思う…」と語っている通りの自然だ。
波が荒く、漁は3日間無く残念ながら新鮮な魚を味わうことは出来ないので、仕方なく
「今夜はオデンでもいくか!」
初めての“出会い”に恵まれた。
又吉一三所長から神谷元徳所長へ親切のバトンタッチ。
ほのぼのとした人情の輪に包まれて「離島めぐり」の素敵な一ページを綴ることが出来た。
ありがとう。ご両人。
『旅先の 忘れられない 島の情』