離島60めぐり---第52訪島(4)
仙酔島(せんすいじま)
●広島県 夕食は国民宿舎『仙酔島』で。
「漁師の町でつくる家庭的なおかずじゃけん珍らしゅうないと思うが、酒のあてにはぴったりじゃけえ、食べてみんしゃあ…」と広島弁で…。
前菜にめずらしいホオズキトマト(甘くてフルーティ)、鯛の頭のあら炊き、太刀魚のフランス風の逸品、オリジナル豆腐は醤油もつけずそのまま口へ。
ウマイ!大豆の風味が口に広がる手作りの味。
今夜の舌は幸せだ。
太刀魚のソティ
天プラはズッキーニにさかなのすり身。
ミョウガ、オカラのフライ、目の前の海で採れたワカメのしゃぶしゃぶ。
湯をくぐらすと茶色から透き通るようなグリーンにかわる。
歯ざわりと磯の香りが丸ごとグー。
酒は広島で人気NO1の『白牡丹』(一合450円)並々とコップに注がれ、口からお出迎えだ。
キリッと絞まる味は瀬戸内の魚にピッタリ。
満足、満腹。