離島60めぐり---第12訪島(4)
徳之島(とくのしま)
●奄美群島_鹿児島県 島の東側にある景勝地「犬の門蓋(いんのじょうぶた)」は断崖、奇岩が連なる海岸線で壮観だ。
かつて飢餓の時、人畜を襲う犬を海中に投じたといわれる場所。
犬の門蓋
「めがね岩」から見る荒波はとにかくすごい。
侵食された断崖、奇岩は目をうばう。
自然の恐ろしさは年月の重みが我を忘れさせる。
そこに立っている人間の小さなこと。
とても自然にはかなわない。
この「犬の門蓋」への道路は、大変分かりにくいが、近くの酒屋さんに手作りの地図がある、利用すると便利。
西側の犬田布岬には戦艦「大和」の慰霊塔があった。
太平洋戦争の末期に我が海軍の誇る世界最大最強の『戦艦大和』(昭和20年4月、徳之島沖で撃沈された)を旗艦とする特攻艦隊戦士慰霊塔の前に立つと私の年代はあの巨大な戦艦とともに散った三千数百名の英霊へ万感の思いが走る…。
奄美群島の中でも、特に自然がいっぱいある。
走りやすい道路は整備が行き届いている。一度は訪れたい島だ。