離島60めぐり---第14訪島(4)
甑島(こしきじま)
●鹿児島県 とんだハプニングで、2時間もロスタイム。
しかし、この島でも、いきずりの人がとても親切。
一生懸命になって私を助けてくれた。
こういう“素朴な善意”に出会っただけで十分、旅に来てよかった…と思う。
港にもどり昼食に黒鯛の活づくりと荒煮。
やはり“天然もの”は美味い!
天然の黒鯛のアラ煮
昼食後、江戸時代に外国船の密入国を監視するために郷士たちが住んでいた『武家屋敷跡』を見た。
数百メートルにわたって丹念に積まれた玉石垣は保存もよく、昔をしのばせてくれるが、あらためてこの島が薩摩藩の西側の重要な防衛線だったことがわかる。
武家屋敷跡
人情と親切に出会った思い出深い島。
ダンプカーの料金も一切無料、大阪ならン万円は取られるだろう。
お礼に島の焼酎『百合』を置いて高速船の人となった。