離島60めぐり---第18訪島(4)
佐渡島(さどがしま)
●新潟 この夜の「島のごちそう」は湖畔のほとりにある京都の料亭を思わす粋なたたずまい、肴とワインの店『味彩』。
カワハギの一夜干し、活ボタン海老、西バイ貝(コリコリと歯ざわりがグッド!)のど黒(赤むつ)の塩焼きはアブラの乗りが最高。
ホロ苦くて抜群に美味いウドの天プラ。
店主のおススめスルメイカの丸干(ワタ入り)は生まれて初めて口にした味・ワタの香りと苦さ。
焼いた後の香ばしさは酒の肴にぴったりでサラナメ状態(皿までなめるほど美味しいこと)
スルメイカの丸干(ワタ入り)
地酒は『天領盃』辛口でキリッとした味。
ホロ酔い加減で夜道を潮風にまかせながらの散歩の心地よさ。
潮風がこんなに甘いとは知らなかった。そこでつい一句…。
サラナメと
たらいと金の
佐渡が島…
島ではじめてつくった一句。
ヘタでどうもスンマヘン。