離島60めぐり---第32訪島(5)
鷹島(たかしま)
●長崎県 昼食は、今福港の近くにある『あじ彩』で、アジの刺し身(1500円)。
新鮮なのはいうまでもないが、それに甘く、食い倒れの大阪でもめったにお目にかかれない味だ。
小鉄姫も「ほんにおいしいこと…」とほほ笑む。
鷹島の魚干し
特筆しておきたいのは、この島は「トラフグ」(養殖)もいい。
姿、肉質が日本一であるのはあまり知られていない。
翌朝、殿ノ浦港でフェリーを待っていると、偶然に前夜の『もののふの旗』の作者・岡部耕大氏に会った。
劇団一行はこれから九州地方で10回ほど公演をして、その後、東京にもどり、また公演を続けるという。
私はみなさんとは別の、劇の舞台になっている五島列島、平戸へ向かう。
「お互いにがんばりましょう…」と健闘を誓って別々のフエリーに乗り込んだ…。
これもまた、ひとつの出会い。旅情…。
『朝日浴び 草原のゲルに 鷹(たか)の舞』