新島(にいじま)
●伊豆諸島_東京都 夕食は湯上がりにかぎる。
カウンターには先客が一人。
いまが旬の沖アジの刺し身(身が白く光っている)トコブシとバイ貝をミックスしたような平石貝(歯ごたえも味もグー)新島が元祖という名物「クサヤ」を注文。

沖あじの刺身
「クサヤ」の名誉のために書いておくが、あの独特のニオイは内蔵の腐った臭いではない。
クサヤ菌が発酵しバクテリアが分解する時のものだ。
このバクテリアは江戸時代から生き続けているというから驚く。
ムロアジ、トビ魚、うつぼを使うがニオイが強いほどうま味がある。
いわれなき“迫害”をうけてきた?クサヤのためにも「美味さ」を立証しておきたい。