離島60めぐり---第41訪島(4)
壱岐島(いきじま)
●長崎県 宿は郷ノ浦にある「西岡屋旅館」。
奥さんがとても感じが良く、サービス満点のおススメの宿。
夕食は『金鱗(きんりん)』その看板にある「手作り珍味」にそそられた。
サシミはピクピクと元気なアコウとカンパチ。
黙って食べて思わず「ウン!」と頷く。
サワラのみそ漬け焼きはなかなかのもの。
アカメフグの空揚げ、身もしっかりと食べごたえある逸品。
蒸しアワビにバフンウニ。
ソースのウニみそと見事な味のハーモニー。
それにアワビのキモの塩辛…酒はもちろん“壱岐の華”とくればもう贅の極み。
あわびと生ウニ(金鱗)
「冬は寒ブリと3月頃には10キロ級のヒラメ。これがまた旨いんです」と店の主人・佐野明さん(51)島の魚の話しに花が咲き、楽しいひとときだった。
遠く紀元前2200年より、これからも続く日本の歴史に感慨もひとしお…。
『一支(イキ)の国 古代の遺跡 壱岐の島』