2024年11月21日(木) 15:20 JST

カナリア諸島 ラ・パルマ島

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スペイン カナリア諸島 ラ・パルマ島(78島目)

スペイン

カルデラの展望台から更にヘアピンカーブを上に行くと、天文台群(ロケ・デ・ロス・ムチャチョス)があり、

眼下には雲海とカナリア松の大スぺクタルの映像が映し出されている。

港に集中した街が見え、風もそれほど強くないが

雲の流れは次から次へと移り変わり別世界の風景を楽しむ日々の景観は目まぐるしく変わり

昨日まで見えなかった岩山のベールが剥がされ

眼前に広がる景色に首が居たくなるほど見上げている

ラ・パルマ島

スペイン カナリア諸島

130年前の古民家と広大な野菜畑と花畑には自給自足できるほどのオーガニックの産物が育っている

畑のいちごをひとつ摘んで口に入れると昔日の味が舌も心も喜ばせてれくれた。

一泊二日の駆け足の旅では満喫できない島の魅力

もっとゆっくりとした旅はあと一週間の滞在が欲しい

森の上から流れるように雲が走る『雲の滝』にはお目に掛かれなかった

全ての条件が重なった時に起こる自然現象に期待していたのだが残念無念。

三脚を運んでくれるビクター

 

首都サンタ・クルス・デ・ラ・パルマ2012/06/08~09

面積708平方㎞ (奄美大島よりやや小さい)

毎日見ていても飽きないほどの景色はこの島だけの特産物。

1492年にコロンブスがラ・パルマ島と隣のエル・イエロ島の

島間を通って新大陸発見の大航海へ旅立ったと歴史は語っている。

島には在留邦人がたった二人だけと聞く。

一人はドイツ人と結婚して20年前にこの島へ移住された溝神且子(72)さんと

もう一人は東のエリアに加藤Atsukoさんが住んで居る。

ご主人(アイルランド人)は天文台に勤めているとか定年退職されたとか…、

もう少し情報が得られれば天文台の中を見学できたかと思うと残念だ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今では観光名所となり観光バスが毎日、列をなすベストスポットである。私たちも出発が遅れるとバスの後を追う羽目になるので早めの登頂に一番乗りの絶景を独占できた。

ランチは島の住人,且子さんのお宅にお邪魔してご馳走になった。今回の旅のコーディネーターの板垣奈緒さんの計らいで日本人ルートの輪が広がった。

久し振りの味噌汁とお握り,自家製の野菜の炊き合わせに箸が進んだ。豆腐にわかめの味噌汁は♫♫忘れられね~エ ふるさとを~♫♫を一瞬,日本の事が頭をかすめる。

みそ汁の具の調達はグラン・カナリア島の韓国食料店から船便で取り寄せている。インターネットやFAXの進んだ今日、山中に住む日常生活に何の不便も感じさせない。

西のエリアはかっては東南アジアの熱帯雨林に必敵する

広大なバナナ園が果てしなく続いていたが

助成事業の影も薄くなり観光化へと進んでいる。

首都のサンタクルス・デ・ラ・パルマのリゾート開発も駐車場を潰してビーチを作る計画は資金難でストップしたままである

世界最大級のカルデラ(周囲28㎞ 幅8㎞ 深さ約800m~1000m)に吸い込まれそうになりながら恐る恐る覗き込む.
そのど迫力に圧倒される

もうひとつの世界最大の天文台があるカルデラ・デ・タブリエンテ国立公園(2426m)の頂上付近には世界各国の天文観測所が聳えている

 

袖すれ合った旅の縁。

大阪出身の且子さんとは近い将来

再開できそうな気がする旅のつれづれ…だった。

各国の天文台群

飛行機からのラ・パルマ島

カルデラの外周

何処から見ても雲海の世界

且子さん宅で…

お握りとみそ汁

カナリア松

ガローテ 3m位の棒の先端を突き刺し山を下りる競技

左島の住人且子さん・ミドリ・

島の一週道路は良く整備され

車で簡単に雲海の上に登れる島は他国ではあまり見られない。

海岸線の長さと山岳の高さの比率が世界一であると言うことは

海岸から急激に山がそそりたち

雲は常に山頂の下になる現象が起きている。

すなわち雲海の上に天体観測所があり何時でも天体観測が行える環境にあるので

世界各国の観測所が立ち並んでいるのである。

道路は雲で覆われている

 
 
 
 
 

世界最大のカルデラ

東 海 岸

国立公園から望む

且子さんとミドリ

カナリア松

遠くに見える塩田

ガイド役のビクター・筆者

カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園 ★★★★★

ロケ・デ・ロス・ムチャチョス    ★★★★★

天文台群

 

ラ・デ・タブリエンテ国立公園(2426