マーシャル諸島の旅_プロローグ
- 2007年6月 4日(月) 16:03 JST
- 投稿者: tetujin60
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プロローグ
ダウンタウン
ロングロングアイランド
ローラ
ブーゲンビリア
国会議事堂
左山村要 中央小鉄 右桑原良子
学校の子供たち
たこのき(パンダナス)
島幅は約100M 中央カナメ氏
昼食のレストランの窓から日本の国旗の漁船がマジュロ港に二艘。
第三幸栄丸(409t)は気仙沼から寄港。
インドネシアの船員11人 日本人6人これから一年をかけハワイ沖でマグロのハエ縄漁。
一年間の水揚げが400トン。水揚げ額も昔の4割減と機関長が嘆く。
日本人は世界のあっちこっちで頑張ってまんなぁ。
Mrカナメはどこへ行っても知人がいっぱい。それもその筈、娘さんのご主人は第三代目の大統領の
「ケサイ・ノート」。息子さんの一人は内務大臣。大変な人に案内してもらっている。
有難いこっちゃ。
病院のすぐ前が国会議事堂。どこの国も公舎は立派過ぎまんなぁ。
アポナシだがついでにチョト寄りまひょか?フリーパスで報道官室へ。カタコトの英語で30分の会談。
議員は33名。四年任期。魚以外は輸入。消費税4%。家屋は大半がブロック。日本の建築会社が営む。
215年前 イギリスのキャプテンマーシャルがこの地を訪れマーシャル諸島と呼ばれる由縁となった。祖父が日本人の日系のマーシャル人も多い。
日本の青年海外協力隊(JICA)の隊員が14名(シニア1名)二年間の契約で島に滞在。
学校・病院・電気通信・等で協力。
国立病院(マジュロホスピタル)は乗合いタクシーでホテルから10分。(一人50C60円)
JIKA の隊員、桑原良子さん(山形出身助産婦)は1年6ヶ月目を迎える。
英語もマーシャル語もわからなかったのに何とかやっています…と。
ツバルより来島の婦長のアリタケさん"JIKAの隊員はとてもよく働く"とお褒めの言葉。
ダウンタウンから西へ50k「ローラ」は、白い砂のビーチで昔は絵になったが、ヤシの根っ子が波にさらされ今にも倒れそうな痛々しい姿。2-3年で6mは侵食。
(カナメ談)地球温暖化の影響を目の当たりにする。
昼休みの小学校に立ち寄る.銀ホイルに包まれた弁当は手掴みで口へ。
子供達の愛くるしい笑顔に少しは救われた感じ。
最高地で海抜6メートル。島幅は歩いて2分。
友人の紹介で日系二世の山村要(カナメ)(80)さんと連絡をとり、島の案内をタノム。
子供さんは何人ですか? さりげなく10人位と… 島では平均5人。
期待に胸を膨らませ降り立った空港は、沖縄の小さな離島そのものだ。
ヤシの木の高さこそ違うが南国特有のもの。
東西の一本道は(100k)信号も無く、両側はすぐ海。
"赤道直下マーシャル群島、ヤシの木陰で・・・" と歌われたのは今から50数年前。
太平洋に浮かぶ「真珠の首飾り」と呼ばれているが、珊瑚礁で出来たリング状の島だ。(57島)
島々にはミレ環礁を初めとして、第二次世界大戦の遺霊が、灼熱の太陽の下に今も数多く眠っている。