ミクロネシア連邦 ヤップ島_プロローグ
- 2007年6月 6日(水) 09:30 JST
- 投稿者: tetujin60
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ストーンパスの前で出会った鶏のおっさん
園児たち
入口近くの幼稚園でカメラを取り出すと、人なつこい園児がワッと寄ってくる。
あどけない笑顔に疲れもやわらぐ。
島の探索は、「海を背に花が咲く石畳の小道」と言われる“ストーンバス”。
ロマンチックに小鉄と二人散歩でも・・・と、石畳の道を奥へと進む。
昨日の雨で石畳の道はスベリやすく、途中からはジャングル。
チャモロ湾の北側までのつもりが中ほどでカムバック。ヤレヤレやっとの思いで戻り着いた。
島民の口はいつも真っ赤。
嗜好品のビンロウの実を半分に割ったものにサンゴやシャコ貝を焼いた消石灰をかけ
キンマの葉(コショウの仲間)に包んで噛む為だ。
口がしびれて刺激になるらしい。この暑さじゃ…無理もないかも。
ミクロネシアの島々がアメリカナイズされていくのに、このヤップだけは古来の伝統を守っている。
島の土地のほとんどは、先祖から受け継いだ私有地で、伝統的な規則によって管理されている。
歓迎の「レイ」をかけてくれたのは、腰蓑(島の伝統衣装)をまとい上半身はハダカのヤングレディ。
目のやり場に困った。
SARSの影響か、日本人乗客は二人きり。
2週間以内に中国訪問者は入国が拒否される。
島の中心のコロニアにあるスーパーでは、広大なヤップ州の海に浮かぶ離島から島民が、
今でもフンドシと腰巻姿でスーパーに買い物に来る。
何をするにも暑く、Tシャツの着替えは一日三回。体もだるい
ひとつのリーフで囲まれている。(面積100平方キロ)
プロローグ