イオニア諸島 ケフォロニア島_フィスカルッド(FisKardon)
- 2007年5月15日(火) 18:15 JST
- 投稿者: tetujin60
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野生のシクラメン
50年前の地震で崩れた建物
フィスカルドの海岸通
山羊のファイト
透き通るようなアソスの海岸
フ ィ ス カ ル ドの港
色鮮やかな家々
島の入江は何処を見ても絵のように美しい
細くなっている所がアソス村
辿り着いた港は大型ヨットが停泊し
これが18世紀風の建物かと思うほどの
オシャレなリゾートに変身
地震の後を数箇所
残すだけのフィスカルドは
今やしゃれたレストランや
土産物店に様変わりした様子が伺える
港はシーズンオフでも活気があり
夏場はどの店もギリシャ人で
超満員…という
裏通りを小鉄と二人で散策
言葉も習慣も違う異国の島ではあるが
何故か愛着を感じるのは何故だろうか?
家々のニオイ、出会う人達との挨拶で
知人のような気がする
猫も尻尾を立てて隣人のように
擦り寄って来る
故郷へ帰ってきたような…
去りがたい思いで最北端の港へ急ぐ
展望台から覗く家並みと
実際に村を歩くのとは大違い
明るい色彩の家々に
濃赤のブーゲンビレアの花が
彩りを添える
個性豊かでオレンジ色の屋根に
グリーンやブルーの小窓が
ギリシャ絵画を描き出している
さり気なく入口に置かれた壷の演出がいい
特に気に入ったのは
途中で立ち寄ったアソス
(ASOS)人口冬100人夏500人の村
島には65の村があり
その中でも優雅で気品があり
城跡の城壁が入江を見守っている
閑静なアソス村に出会えたのには感激した
1953年、ギリシャ地方で起こった
大地震は全く記憶には無いが
島の大半が崩壊したらしい
唯一原形を留めている最北端の町
フィスカルドを訪れた
中心地から車で1時間
ヘアーピンカーブが続く道路を
タクシーはぶっ飛ばす
イオニア海もエーゲ海も灼熱の太陽の下で
より一層の輝きを見せるのだろう
真夏の8月の海の色こそギリシャを象徴する
海は太陽の光でその時々の色に着替える
途中で立ち寄ったアソスの村の印象が強く
その美しさが目に焼きついているのは
小鉄も同感
「私たちはやっぱりアソスの村の方がイイネ」
とつぶやく小鉄
フィスカルド FisKardon