ミクロネシア連邦 ポンペイ州 ポンペイ島_秋永正子さん
- 2007年6月 9日(土) 17:06 JST
- 投稿者: tetujin60
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シャモイの唐揚げ
シャモイ
釣りボートより
右・秋永好二さん
秋永正子さんと小鉄
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日本人でありながらポンペイの国籍を持ち、
日本語と英語と現地語で生活。
お母さんの正子さん(79)は20歳で日本に引き上げ、
25歳で再びポンペイに帰国。
4人の息子さんを育て上げ、今は悠々自適の生活。
趣味は釣り。
好二さんの好意で早速明日一緒に釣りに行くことになる。
おおきに!ハイ
初めて訪れた見知らぬ国で、
昔からの知己のようなお付き合いに人情の豊かさを感じる。
湖面のような海で、シブキが夕日に照らされ銀色にほとばしる瞬間、
なんだか“幸せいっぱい”。
夕食には“シャモイ”が唐揚げで登場。
骨が強いので手で食べる方が良いと方子さん
(好二さんの奥さん)のアドバイス。
島とうがらしに塩を混ぜた
特製の調味料は格別の味。
極上の夕食のひとときは正子さんの昔話。
仕掛けは愛用の竿にテグスは3号、針は6号、
エサはカツオの腹身、
リーフのマングローブの近くに投げ込む。
小鉄もなれない手つきでリールを巻き上げ、
2匹ゲット。
3時間で釣果は30匹
(シャモイ・フエフキ鯛の一種)。
島には日本食を出すレストランが多く、
7軒の店を食べ歩く事にした。
回転レストランPCRの店主は秋永好二(52)さん。
寿司だけだった回転カウンターに、
今ではサシミ・ヒジキ・酢の物・てんぷら・鳥の照焼き・
カレー・串カツ・カツ丼と何でも回る。
選ぶのに目が回る。
小学校はヤップ島で過ごし、
ヤップで出会った日本語の先生をしている
オオハシアキラ(77)さんの先輩だとか…
人生の奇遇をいろいろ語ってくれた。
次男、三男の奥さんは日本人で姉妹。
ミクロネシアの生き字引の正子さんに大いに親しみを感じる。
次の訪島のコスラエにも親戚がいると連絡先を教わる。
あまり耳慣れない「ポンペイ」には、日本人が50人ほど在住。
昔は100人を数えたが企業の撤退で減少していると…。
秋永正子さん