イタリア共和国 レヴァンツォ島_地中海の食卓
- 2007年7月 3日(火) 16:40 JST
- 投稿者: tetujin60
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トラーパニの海産物屋(シチリア)
ラットゥ-メ
巻貝・ボッコーニ
旨そうなトロ
トラーパニのまぐろ屋
パウロと愛犬
島の港の夜景
マグロの白子
伊勢海老のサシミ
伊勢海老のボイル
伊勢海老のスープ
料理人
ペンションのオーナーガスパラ
漁師のパオロ
我に返って冷えた白ワインでグビリと喉を潤す。
どのワインを飲んでも12ユーロ(1500円)は
安心して毎晩飲める。
またまた旬の一品。
この土地でこの時期しか食べる事が出来ない
ラットゥーメ(マグロの白子)を
わざわざフリットする前に匂いを嗅げと
パレットに乗せてデッカイ白子が登場。
鮮度の良い甘い香りはシチリアの
トラーパリに買出しに行ったと…料理長。
味はどうでっか?」「ボゥォノボゥォノ」、
旨いのなんのってレヴァンツォ島で
イセエビの刺身が食べられるなんて…。
運ばれてきた伊勢海老のスープは
濃厚な香りが鼻孔をくすぐる。
この一品だけでも日本じゃウン千円はしまっせ。
さあお次は地中海を丸かぶり、
シコシコとして身はしっかりしまっている。
地中海と伊勢の海老対決はいい勝負。
k気がつけばワインは
そのままテーブルに置かれたまま。
一匹はサシミ、頭はズッパ(スープ)
もう一匹は丸ごとボイル。
コックがキッチンへ来いと手招き、
胴体は殻を付けたままぶつ切り
「これで良いか」…?
早速料理人「嘉正」の出番、
皿に盛られた胴体の殻を取り適当な大きさに切り
氷でシメ、OKの合図。
初めて造る「アラゴスタ」伊勢海老の刺身を見て
怪訝な顔のイタリアーノ。
漁師のパオロ(63)の計らいで地中海の伊勢海老を
直接、二匹手に入れた(4000円)
ピチピチと元気なヤツは腰を曲げ
「キュッ」「クゥッ」と鳴いている
。
ペンションのガスパラ(オーナー)に
無理を言って食材の持込のOKを取る(毎度の事)。
甘いトロ~リとした食感は
ふぐの白子に勝るとも劣らず
、舌の上で時間を掛けて味わった。
マグロを海の豚とはよく言ったものだ。
頭から内臓まで捨てるところがない。
マグロのホルモンを食べる習慣は日本にはない
。内臓は全て捨てるらしい。
そにだけイタリアのマグロは鮮度が高い。
日本に勝るマグロの食文化はイタリアンに
軍パイを挙げる。
旬の食卓に気分も最高潮。
食後に腹を擦りながら,港を小鉄と
二人でそぞろ歩く。
湿気の無いさわやかな風が火照った身体を通り抜けていく,
「ボナセーラ(今晩は)」
親しい人とは「セーラ」だけで通じる島人。
地中海の食卓