2024年12月22日(日) 00:50 JST

アメリカ合衆国 シシュマレフ島_リィチァード・エドウィン・スタセンコ家

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アメリカ合衆国 シシュマレフ島(49島目)

ゴッドマザーと小鉄(女房)

三女のステイシー

筆者とリチャード

奥さん

小 鉄

メガサイズのチョコレートケーキ

次女のケイトの手作りのチョコレートケーキ

もうこれで終わりかと思っていたら次女のケイト(29)夫婦が登場 
手には大きなチョコレートケーキ 

子供たちは今まで食べていたのを忘れたかの様に新しいケーキに次々と手を出した
陽が落ちるのは午後の10時頃
,笑い声の絶えないリチャード家の晩餐は
夜遅くまで続いている……。

」お世話になったベッドルーム

エスキモーのアイスクリーム「アグト」

贅沢な三種類のベリーケーキ

アザラシの乾し肉

珍しい皮クジラ

キングサーモン

小学生の教室で

体育館の小学生

学校で遊ぶロドリック(右)

中学校の授業風景

メリーと園児たち

ラーメン大好きなロドリック

ハリー(2)とお母さんのメリー

リチャード

筆  者

リチャード家の入口

もうひとつはエスキモーのアイスクリーム
「アグト」 
初めて見る一品に興味津々

三種類のベリーをすり潰し,
カリブーの脂身と水を混ぜ合わせて完成

これは何とも不思議な味がした 
今までに食した事のない味覚に舌が戸惑っている

エスキモー人にはたまらない味だろうが
私たちは少しだけで遠慮した

何もかも初めてづくし美味珍味 
お次はデザート 
エスキモーのデザートは摘みたての果実である

ブルーベリー・サーモンベリー・
ブラックベリー・の
三種類のケーキは少し酸味が強い 

エスキモースタイルはその上に
砂糖をたっぷりとかける 
味はなかなかのもの

大阪の孫にも食べさせてやりたいものだ

お祈りをして超豪華な食事が始まる
今夜は「キングサーモン」のオーブン焼き

脂の乗りが旨味の違いを引き出してくれる 

デッカイ切り身を小鉄はペロッと平らげ
満足の行く笑みがこぼれている 

一流レストランでも味わえない食材だ 
珍味は「皮クジラ」日本では
手に入らないほどの逸品 
ピンク色をしている皮下脂肪の部分は
柔らかくて弾力がある

噛むほどに旨味が口中いっぱいに広がる 
贅沢な食卓に持参の醤油が活躍する
 本当に美味しい 

しかし洗顔と歯磨きは大変である
全員同じ洗面器に指をつけ目頭を濡らす程度である

歯磨きはコップ一杯の水で
うがいから歯ブラシの洗いまで全てを済ます

水は貴重品の為仕方がない
 それでも何不自由のない生活だ

夕食は6時から始まる 
ぼちぼちシャワーでもと思っていると

階下から声が掛かる「YOSHI」
皆が待っているから降りて来るように……

エスキモー人の食卓は

天然の魚や野性の肉で食卓が賑う 

朝食は焼きたてのパンケーキに
ベーコンと目玉焼き。 

ベーコンはオーブンで焼くので
カリカリに焼きあがっている

自宅で食事をしているのと何ら変わらない

初めは二人とも人見知りをして近寄らなかった 
私の孫と同じ年のロドリックは

日本語で名前の書き方を教えてあげると
親しみを持ってよく話してくれる

麺類が大好きな子で一日に
インスタントラーメンを
4個も食べる時がある

私たちはベッドだけを借りる約束であったが
無理を言って特別に食事もお願いした

家族と同じものでと言う事で
三食の食卓を共にさせて頂いた

6人の子供と12人の孫を持つ
リチャード(
65)は
今も現役の教師である

子供たちは毎日のように
両親の家へ食事に来る

長女のメリー(30)は
ロドリック(
6)とハリー(2)の
二人の男子の母親 

昼は幼稚園の先生をしているので
ハリーはいつも
リィチャード家に預けられている

遥か遠い日本から訪れた

私たちにさり気ないもてなしかも知れない

出逢いとは素晴らしいドラマだ 

幸せな家族に包まれ

シシュマレフ島に又一軒親戚が増えた

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リチャード・エドウィン・スタセンコ家