ウンベルト1世広場
このネコは何も関係ありません
ホテルの前



「次のナポリ行きは?」
「14時40分」
「OK」
搭乗券を手に入れ我々2つだけの荷物が
コンベアの上を寂しそうに流れて行く
「大丈夫かいな」
不吉な予感は見事的中。
5時間遅れのナポリの空港では荷物は現われなかった
「さぁ大変だ」
手続きを済まし
迎えの車でナポリ港へ
手荷物はカメラとチケットだけ
高速艇は無事カプリの港へ
ミラノで一泊、ゆとりの持った旅の始まり
10時発ナポリ行きのアリタリア航空
チェックインの搭乗券はスタンバイとなっている
「なんだこりゃ」
8名がオーバーブッキング
係員の案内でトランクを引きずり搭乗口で空席待ち
全員アウト。またまたカウンターに引き返し交渉。
ローマ経由で行く者
荷物を置いたまま怒り狂って何処かへ行く者
航空会社のスタッフは「良くある事ヨ」と涼しい顔
やっとの思いでホテル到着は夜の8時。
「ア~疲れた」私も小鉄(女房)もグッタリ
少し落ち着いたら腹の虫が泣き出した。
近くのイタリアレストランへ行くが、
着たきりスズメじゃゆっくりと味わうどころじゃない
じたばたせずに今夜は早寝するか。
ハプニング