2週間ぶりの朝日
ガイドの玲子さんの知人宅を訪ねて
オーの景観
島の子供たち
島の子供たち
オーのホテル
ロフーテン諸島・オーの景観
レイネの景観
女房・モッツンのマネージャーベンケイ・ガイドの玲子さん
デッカイタラの白子
タラ工場から買った捕れたてタラ
タラ工場
切り落とされたタラの頭
タラを干しているのは海外からの労働者
タラの干場
モスケネス島のレイネからオーへの景観は
世界中の写真家がほれ込むほどの美しさである
雪を被った赤いロルブー(漁師小屋)や
白い家と絵のようなフィヨルドが幾重にもつながり
撮影ポイントの数も多く
車はなかなか前に進まない。
港のタラ工場で特別に交渉して
水揚げされたばかりのタラ(7㎏)を手に入れる
物価の高いノルウエーでは
格安の200Nku(3000円)とは助かる。
タラ鍋は持参のポン酢で舌堤の音がする。
肝はバター焼き、白子は醤油焼き、
タラの子はあまりの大きさに
残った食材の方が多かった。
島で食すタラは繊細な日本のタラとはひと味違うが
ひと晩冷蔵庫で寝かせた白い身は
翌日の食卓に旨味を増して再登場した。
タラ魚は2月~4月中順まで、
正に今が最盛期であるが、
続く悪天候のため漁船は港で停泊したままである。
自然乾燥の干タラはロフォーテンの名物である。
日本のスケソウタラとはけた違いにでかい奴で、
食文化の違いで白子はカモメの餌になり
肝とタラコは食するがその大きさには閉口する。
ロフォーテン諸島は7つの島からできている
オストヴォーグ島(東ヴゥーグ)
ロフォーテン諸島最大の港町
ギム島。
ヴェストヴォーグ島(西ヴォーグ)スタムスンの港
フライスタッド島(ヌースフィヨルド)
モスケネス島(レイネ・オー)
ヴァ島
ロスト島(パフィンのコロニー)からなる
一日に10回も天候が変わる島の朝、
2週間ぶりの朝日の顔が眩しい。
陽光に輝く雪景色の夜明けに
透き通るような冷たい空気を胸いっぱい吸い込む。
「あ~ぁうまい」。
北大西洋の厳しい気候風土と
塵ひとつ無い白銀の世界にシャターの音を重ねる。