チリ共和国 イースター島_モアイのハイライト
- 2009年3月16日(月) 01:26 JST
- 投稿者: tetujin60
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島には3つの山と3つのクレーターがある
最標高「マウンガ・テレバカ」(506・54m)
クレーターの最大はラノ・カウの直径1500m
広角レンズでも全景の撮影は難しい
もうひとつのクレーターは
ボイケ半島に隣接している
ラノ・ララク
南側は断崖絶壁となっている
モアイにまつわる神秘的な謎が
島を魅力的なものにしている
昔の古きよき習慣も惜しむ島民もいるが
押し寄せる経済問題は
避けては通れないのが現実だ
新しい銀行の建設が進み
観光客が増加する一方で
島の風情が失われていくのは
仕方が無いのかも…
高さ10mのモアイは30人掛りで
一年間の製造期間を有すると言われている
風の強いイースター島では
木像より石像が適していたとされている
日本の島でも「石仏」が数多く見られる
人間が何かを信仰したり
祖先や神を形どったとされている
海を背にして立っているのは
村の守護神的存在
製造方法や運搬方法など考古学者の
仮説があるがあくまでも推測である
全てが謎に包まれたモアイ文化
未完成のまま,突然その作業が
ストップされた不思議な光景…
その雄大さに圧倒され何かの理由で
中止されて現在へタイムスリップ
石切場の山頂近くまで登り
見下ろすモアイの背姿に宿る1300年の歴史
顔だけが残っているもの,
上半身が傾いているもの
うつ伏せ横倒しされて歴史が語る無残な姿
モアイのハイライト
この山の石が巨大な
モアイの原材料になっている
山頂には原型の石切り場が
そのまま放置されている
山麓には製作途中の300体以上の
モアイが転がっている中には
20mを超える巨大なモアイもある
7階建てのビルに匹敵する高さだ
散策路を歩く小鉄と
その不思議な光景に見入る
ラノ・ララク
Rano Rsraku