2024年11月21日(木) 17:50 JST

ヴァヌアツ共和国 サント島_ビィリビィリビレッジ

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ヴァヌアツ共和国 サント島(47島目)  

村の子供たちに土ネーション

カバを飲むダニエル

贈呈はされるが飲むのは遠慮した

搾り出したものをヤシの殻に入れる

ヤンゴーなの根っこを摩り下ろす

カバの儀式

カバの材料ヤンゴーナ木・挿し木すると三年で使用できる

男も女も子供も躍動感溢れる踊り

足元には木の実を鈴代わりに

ダニエル

歓迎の踊り観客は我々二人

村の中央へと進む小鉄

南太平洋では伝統的な飲み物として

男性は毎夜カババーへ

通うのを楽しみにしている

いよいよ来賓を持て成す
「カバ」の儀式が始まる

一種の麻薬でもある「カバ」は
アルコールも含まれていないのに

頭がボオッとして舌がもつれ
足元がふらつくのは

10年前に経験済みである

腰ミノの色付けはバナナの繊維
を竹の筒に入れ

火であぶる単純なもの

香料は花の実である 

5分ほどで手染めのバナナの
黄色い繊維が見事に出来上がる

めったに訪れない旅人を持て成す心を感じる

村は15年前にバンジージャンプの発祥の地

「ペンテコスト島」から移住してきた

現在60人の村人はひとつのファミリーのようだ

大地から生まれる豊富な食材に恵まれてはいるが

決して感謝の気持ちを忘れない為の歌と踊り

首筋には血管が浮かび腹の底から

絞り出す声はひしひしと伝わってくる

村中に力強よい声が響き渡る

折から降り出した雨にものともせず、

竹の筒で太地を打ち,踏み鳴らす足元から

泥水が飛び跳ねている

子供たちも皆真剣だ

我々の歓迎の踊りである

村人の後について村の中央へと進む

なんだか緊張する

村のNO2「ダニエル」(30
村人のリーダー格として

歌を指導しながら次から次へと歌い始める

見世物的な歌い方でないのがよく解る

島の中央の北,ビッグ湾寄りには
小さな村がいくつもある

そのひとつにビリィビリィビレッジがある

一時間以上かけて到着したところは
昔の村の生活様式がそのまま残り

観光客などはめったに来ない所らしい

我々二人だけのために
村のダンスやカバの儀式を見せてくれる

大木をくり抜いた丸太を打ち鳴らす
太鼓の音から始まる

村の子供たちは指で砂に文字を書く
伝統文化を習い勉強している

明るく無邪気な子供たちに
文明社会の文化も取り入れてほしいと

私の所属している
「大阪USライオンズクラブ」より
(文房具用品一式)

500$のドネーション(寄付)を申し出た

笑顔いっぱいの子供たち
一人一人と握手を交わし
,

いつか又訪れたい村を後にした

Bil Bil ビレッジ