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校長先生に学校のフェンスのセメント代500㌦をドネイション

大二次世界大戦の爆弾が
始業の鐘に使われていた

エルニド小学校の教室の生徒達

村人達

エルニド小学校

エルニド港

港に停泊する警備艇

左手にピストルを持っている

小鉄の後ろはセキュリティ

あっちこっちで寝転ぶ犬

村の雑貨店

エルニド村

 しかし目の前の海は美しいエメラルドに輝き
背後に切り立った大理石の山が聳える

村民は皆明るく
挨拶を交わすと笑顔が返ってくる

小学校の子供たちは小鉄
(女房)との
記念写真にワァット集まる

人口4000人の村はマニラの昔の姿そのまま

端から端まで歩いて15分の村は
人・人・犬

ガイドローウィン21)は村出身の若者である
10人兄弟の5番目
よく気の付き前後左右に気を配る

港には機関銃を備えた軍艦が停泊
4年前に発生した誘拐事件は
このパラワン島の南部である

渡航・滞在には充分注意と
日本の海外安全情報にはあるが
その分国を挙げて厳重警備体制が取られている

村の案内も2人のガイドが付く
もう一人はピストルを携えたセキュリティが同行

 ガイドブックに
小学校の始業の鐘に第二次世界大戦
爆弾が使われているとあるが

エエかげんな情報だ
弾丸は錆び付いて校庭の片隅に朽ち果てている。

 今は「電気で始業のベルは鳴る」
校長は誇らしげに語る

校舎の裏にあるグランド
戦時中は飛行場であった

村の子供達は娘の小さいころに良く似ている

それもその筈
小鉄は何処へ行っても
フイリピ-ナと間違えられるからだ

エルニド村

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