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旅の鉄人      池内嘉正

中央 お母さんのサラバル

赤カレー・野菜カレー

サフラン入りのライス

白タク 小鉄とチュリア

魚の販売のチュリア

バトンビーチの夜

夕日のパラセリング

ホテルの部屋から撮影

嵐の来襲・雷

テレマカシィ ありがとう   2004年4月4日―11日

一週間は早いものだ、
最終日の夜はチュリアが働く
レストランと決めていた。

チュリアは朝、
6時から11時まで魚の販売。

器用にウロコを取る手つきも板についたもの

昼はガイド、
夜はレストランで働いている。

なんと良く働く若者だ。

我が息子と同じ年だと聞くと他人とも思えない、
8人兄弟の末っ子。

口数も少なくガイド料も紳士的。
時々屋台で食事をするのが楽しみだと言う。

 偶然の出会いが旅をより一層楽しくしてくれる。
帰りの日には

熟睡中、
ひゅうひゅうと鳴る風の音で目が覚めた、
ゴロゴロピカッと稲妻が夜空を真昼のように照らす。

突然、嵐の来襲かと思うほどの雨音
、南の島の雨期は半端じゃない。

小一時間も続いただろうか、
時計の針は午前3時
一夜明けると昨夜の嵐はまるでウソのよう。

静かな海は何もなかったようにリゾートは賑わう。

 週末は世界各国からファミリーでやってくる
。マリンスポーツの盛んなビーチは
パラセリングの順番待ちの列が続く。

商売繁盛、結構結構、
ビーチボーイが忙しく動きまわる。

 

「手料理のインドカレーを食べてくれ…」と、
家に招待される。

朝から姉さんが見知らぬ旅人のために
作ってくれた料理。

「チキン赤カレー」、「グリーンカレー」、
「野菜カレー」の三品はどれも一味違う。

コクと辛味がほどよくマッチ
ライスはシナモンと八角が入り、
サフランの香りが味に上品さを添えている。

おとなしそうなお母さんが奥から顔を覗かせた。

どうやらチュリア
お母さん(サラバル76歳)似らしい。

 旅の終わりに島イチバン
最高のもてなしを受け、
満足の日々は親戚でも居るかのように安心して過ごした。

 空港への送りはもちろん
ペナンの息子「チュリア」の車。

ありがとう、心に残る旅日記…又いつか行きたいネ

   

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