日本人にはまだ馴染みの浅い
フレーザー島は
環境を大切にするエコリゾート
島の思い出を迫力ある映像で
締めくくった最後の夜
今夜も強風が吹き荒れている
明日のフェリーは大丈夫かと
ちょっぴり不安が過ぎる…
海は強風が吹き荒れるが
カタマラン(双胴船)は
ビクともしない
横殴りの飛沫を受けながらも
無事にハービーベイに到着
この自然を撮り続けている島のカメラマン、
ピーター・マイヤー(39)は
独学で写真を学び美しい自然を世界に広めている
数々の写真を特別にスライドショーで見せてくれた
旅人への心遣いに感謝
島の風景を自由自在に切り取った目線は
世界に通じるプロの作品
フレッシュな感覚、研ぎ澄まされた才能,
世界の第一人者の写真家として
世に出ることは間違いないと信じる
フレーザー島の全ての出会いは
missヒロコ・コバヤシのコーディネートのお陰
エコを誰よりも早く察知し
未来への環境保全に貢献している彼女に
エールを送りたい
先住民アボリジニはこの島を
フレーザー島とはよばなかった
彼らの言葉で「ガリ(K`Gari)」とよんでいた
それは『楽園』という意味だ
フレーザー島の夕日
自然遺産の森の中には野鳥が飛び交い
静けさの中に鳴き声でさわやかな朝が始まる
蜜を求めてグラスツリーで朝食を取る鳥たち
島の土台は全てが砂
類まれな自然の美しさは
地質学や生態学において世界的な重要な
役割を果たしている
クジラから近づいて来る
隣室の窓から
コテージのリビング
突然黒い雲が・・・
何処までも続く75マイルビーチ 砂浜の道路は延々と延びている
海岸沿いを4輪駆動車でドライブするなんて
初めての体験に感動しました
目の前に現れた100頭近くをクジラ 見る事ができたなんて
信じられない
さすが砂の島の世界遺産『フレーザー島』に感服しました。
池内嘉正
2009年10月7日~13日
左・ヒロコ・小林 小鉄(ミドリ)
撮影者 ピーターマイヤー
もう一度見たかったホェールウォチング
レインボーゴージ
鳥の声に目覚める朝
部屋のすぐ裏の森
肌寒いぐらいの朝夕はとても過ごしやすい
森の中のコテージで執筆中に聞こえる風の音、
木々のざわめき、鳥の声
いつしか溶け込んでいる大自然の森に…
環境にやさしいエコリゾートは
満足度120%である
進入路が見つからず右往左往して
やっと探し当てたレインボーゴージ
砂の上を歩くのは疲れるが
砂丘の頂上の達成感は感無量の思い
日々天候に左右される自然界
二度目のホェールウォチングも
強風のために中止となる
あのダイナミックな迫力を
もう一度体験したかったのにとても残念だ
ハイライトは75マイルビーチ
100km以上の砂の高速道路を
時速80kで飛ばす快感は
何度走っても気持ちがいい
晴れ渡った青い空、
障害物も何もない自然の道路は
世界一のハイウエイ
ビーチから少し入るとお気に入りの
亜熱帯雨林のパイルバリーに辿り着く
ディンゴ(純潔の野生の犬)
砂漠化の進行は現在も続きサンドブローから
風下へ砂は動いている
砂の道の運転は4WDでも
高度なテクニックが必要である
我〃も急斜面の悪路で
間一髪のところで横転を免れた
ガラスの向こうに
早朝に蜜を求めて
私の足跡
リゾートのツアー客
パイプオルガン
撮影者 ピーターマイヤー
ホテルの裏の海岸を散歩する親子連れ