フランス領 ニューカレドニア ウベア島_エピローグ
- 2008年3月25日(火) 12:32 JST
- 投稿者: tetujin60
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ウ ベ ア の 海
ハイビスカス
グロリオサ
村の教 会
子供たちは毎日海で遊ぶ
酋長の集会所
天国に一番近い島を旅した思い出は、
人と出会いの数々、
海と星空の美しさに
魅せられたつれづれに…
…ありがとう
あの「天の川銀河」は
今も目に焼きついている
日本人三世は裸の山となった
ニッケル採掘跡地に
植林を始められている
これも日本の世界遺産
「石見銀山」(島根県)の
自然に優しい開発が、
江戸時代から続いているのを
参考にしたらしい
400年間も続いた開発の跡地には
しっかりと植林されているのは
日本の誇りに思う
世界大戦の戦前には多くの日本人
が地下資源のニッケルを目指し
ニューカレドニアに移住した
戦前戦後、日本は取引先の最多国である
地球温暖化を叫ばれている昨今
世界中は自然を取り戻そうと必死である
破壊された自然は元の姿に戻すのに
その年数以上掛かりそうだ
僅か20年前にフランス政府に
抵抗を試みたが
武力の前に朽ち果てた
19名の若き人々の命と引き換えに
平和が訪れている
メモリアル墓地は観光案内にも
知らされていないが
私の好奇心はその時の様子を聞きだした
翌年の1898年には
メラネシアンの島のリーダ
ー
「チバウ」(36)が平和の
犠牲になっている
小鉄の一言
昔読んだ「天国に一番近い島」森村 桂薯 を思い出した。海と空の一体感、白い砂浜がより一層美しさを強調する
この島では魚釣なんてまさか?と思っていた クーラーボックスいっぱいの大漁に驚いたが、頂いたその美味しさに二度驚いた。
メラネシア人の歴史と文化は
興味深いところがある
ニューカレドニアの首都ヌメアでは
フランス語を話しフランスパンを抱え
フランス文化との融合がある
フランス領であるが
島では島の文化がはびこっている。
私はそんな島が好きになった
子供たちは毎日のようにこの美しい海で過ごす
(12月20日~2月20日まで休校)
けがれなき子供たちの瞳は輝きが違う
のんびりと過ごす村人たち
決して贅沢は望まず
少しだけ人間らしい生活が出来たらいい
何処へ行っても日本語に出会う島も珍しい
島の飲料水は海水を浄化して販売している
(1ℓ‐85円)
たった一人の知人の紹介が旅を一変させてくれた
台風や飛行機の欠航、
旅はハプニングはいつもつきもの
もうひとつの旅は予期せぬ出会いの始まりである
ニューカレドニアは新婚さんだけの島かな…と
思っていたらとんでもない間違い
世界で二番目に美しい海と星空は
きっと神様からの贈り物だろう
(NO1はクリスマス島の海と
マダガスカル島の星空)
旅の鉄人 池内 嘉正
2008年2月2日~5日
エピローグ