第1弾 ご島地グルメ 島根県隠岐島
- 2022年2月25日(金) 16:54 JST
- 投稿者: tetujin60
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第1弾 ご島地グルメ 島根県隠岐島
2・カニかご漁で捕獲されたもの。
3・漁獲・販売時期は11月23日〜2月23日の3ヶ月のみ
他の時期はバイカゴで白バイ・赤バイ漁。水揚げされたバイ貝は
金沢へ出荷されおでんなどに使われ人気の食材。
この厳しい条件の中で基準を満たしたカニだけが「隠岐松葉ガニ」
と認められる。
隠岐の島でカニ漁を認可されているは7隻。
水揚げは全て境漁協へ出荷される。
今年は不漁であるが昨年は1億以上の水揚げをあげた船もあったと。
カゴ漁の餌は鯖1本入れる。夕方の6時頃出航し18時間後に帰港。
カニ漁船 日カ115 SN2836 バイカゴ103号 より取材
蟹のフルコース
予約していた店と蟹。大皿に乗って生きたままの姿でご挨拶。
カニは爪を振りかざし「どうじゃ」と最後の足掻き。
記念写真は今まで見た事もないカニのポーズ。
隠岐の海に育って10〜15年、立派に育ったものだ。
記念撮影が終わると調理されて大皿で再登場。
身は艶々として光っている。
う〜ん 旨そう!
刺 身
隠岐の男ガニの晴れ舞台。頂きま〜す。
甘い 身が舌に纏わる 繊維が太い
味噌の甲羅焼き★★★
甲羅のまま焼いた味噌も程よく出来上がってきた。
生のカニ足にカニ味噌を付けて口からお出迎え。
シコシコとした蟹身を舌の上で味わう。
蟹味噌と半生の身が纏わる。
繊維が太くて甘くて兎に角 蟹の風味スゴイでっせ!
焼きがに
大きな爪は炭火の上で香ばしい香りが鼻先をくすぐる。
今までに味わったことのないカニの味・姿・形の三冠王。
隠岐の蟹様に舌が腰を抜かし甘味が喉を擦って胃袋もご満悦。
かに鍋
生のまま鍋の中で湯がきそのまま食す。
「甘い」しっかりとした歯触り、後の半分をポン酢に付けて頂く
今まではポン酢の旨さでカニすきを食べていたが今夜のカニは
ポン酢が邪魔をする。
醤油もポン酢も何も無くても海水に浸かった塩水だけで充分だ。
最後は鍋の出汁がまた旨い。甘い、スープのお変わり。
生でよし、焼いてよし、煮てよし、スープを残すのは勿体無い。
私はもうお腹がパンク状態、女房はまだいけると涼しい顔。
締めのおじや
ご飯と玉子を追加しておじやの仕上げ。
う”〜ん 一杯の島酒もひと口付けただけで見向きもしない。
今夜は蟹の不戦勝。
通常オス500g〜700g のかにかご漁(身を痛めない)。
他の地域では底引き網で漁をする。
今夜の松葉蟹は特大の1・2kg。(10年〜15年)
甘みと弾力、焼くと一層甘みを増す。
水深200m〜400m 大陸棚に育つ隠岐蟹はまさしくカニの王様。
島でしか味わう事が出来ないご島地グルメは絶品だ。
ご当地感: 5.0/ 味:4.8/ 価格:4.4/ サービス:4.2/ 雰囲気:4.5
せこガニ
フィシャーマンズ・ワーフ隠岐 08512-2-6600
活け松葉蟹1・2kg超特大(10年〜15年物)
オス 刺身・焼ガニ・湯引き・甲羅味噌焼き・カニ鍋
せこがに大 (松葉蟹のメス)
2022年1月16日(日)
蚫 黒アワビ(オス) 赤アワビ(メス)
アワビのフルコース
前菜
サザエの松前漬・アラメ(ワカメの根っ子)
白バイ煮付け・サザエのナマス
あわびはオスとメスが用意されオスは200g以上の立派なもの
メスは少々小振りである。
日曜日とあって休日であるが遠方より来島の客の為に
オーナーの粋な計らいの貸切りの“おもてなし”
こんな贅沢な食卓は初めての経験。おおきに!
アワビの踊り焼
網の上で身をくねらせまるで酔っ払っているかのように踊る。
酒をかけると一層激しくなり地獄焼とも言われる
この光景は少し残酷だが食す分には旨そう!
焼き上がったところで薄く切り、肝の醤油和えにつけて頂く。
肝の苦みとアワビの身が弾けるように味が広がる。
甘くて柔らく弾力がある逸品
アワビの茶碗蒸 ★★★
卵の蒸し加減が極上、初めて食す贅沢三昧、
磯の香りが口の中で広がりぷりんぷりんのアワビだけの茶碗蒸。
余分な物を入れない店の料理方が味を一層際立てている。
蒸しアワビ
噛めば噛むほど弾力があり弾き返してくる。コリコリ感が鮮度を増す。
アワビの天ぷら
期待はずれ
アワビのバター焼き・きも
バターの香りがプラスアルファ、あわびの二重奏
アワビのしゃぶしゃぶ
アワビをさっと湯に潜らせ自家製ポン酢で食べる。
大根のケンとレタスの脇役がいい
ポン酢もいい味を出している。
ご当地感: 4.5/ 味:4.6/ 価格:4.3/ サービス:4.5/ 雰囲気:4.8
サザエの炊き込みご飯と白バイ貝のすし
アワビではなくサザエであったのが残念。
割烹 末広
隠岐郡隠岐の島町
西町八尾1−48−28
08512−2−0014
小鉄と高村真里美
隠岐そば
蕎麦粉100%色は少し黒目の粉、
つなぎ粉が無いので細かく切れて腰も余りない。
蕎麦の味は悪くもなくむしろ旨いほうだ。
北海道の腰のある蕎麦と比べたら比べ物にならないが十分いける。
島食人としては「ざるそば」にして硬めに湯がけば
もっと味が出るような気がする。
好きな天ぷら(わかめ・岩のり)と一緒に「隠岐そば」食べてみたい。
わかめと岩のりの天ぷらを添えれば名物になるかも?ぶっかけ隠岐そば
日本の島 旅の島食人
池内嘉正
▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/01)
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