第10弾 ご島地グルメ 岡山県六口島
- 2022年5月11日(水) 12:23 JST
- 投稿者: tetujin60
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第10弾 ご島地グルメ 岡山県 六口島
岡山県 六口島(人口6人)
鰆 瀬戸内の魚
第10弾
大阪―岡山―児島(巡回バス15分)―下津井-(象岩亭ボート)―六口島
倉敷市下津井港の南西約2kmにある島には
国指定天然記念物の象岩がある
島の名前は東岸の一番谷から六番谷まで六つの谷があることに
ちなんでいるらしい
花崗岩が至るところで露出しており
徳川幕府の大阪城修築の際の石切場が残っている
西側の砂浜は夏には海水浴客で賑わい来島者が増える
その南端にある象岩が島のシンボルとなっている
たった2件の民宿が来島客を目当てに営んでいる
島の来島者はほとんどの島では陸から来るのが一般であるが
この島では90%の客はクルーザーやジェットスキーでやって来る
予約も無しに飛び込んでくる海からの来訪者にてんてこ舞いの
週末もあったらしい
神戸の大震災の時にはこの島の船で被災者の輸送に連日
応援に駆け付けていたと民宿の店主、岸田健五さんが話す
数年前まで遠浅な海は水泳教育授業として多くの学生が宿泊し
賑やかな日々もあったと懐かしむ
コロナ禍で全てがゼロに近くなり陸からの予約は
私たち夫婦が今年は初めてだったと・・・
何時になったらもとの賑やかさを取り戻せるかは
象岩だけが知っているのかも知れない
民宿の生簀にはナマコ・ヒラメ・アコウ・鯛・オコゼ・黒メバルと
旨そうな魚が泳いでいる
中でも目を引く、高級魚のコブ鯛は宿屋のペット
8年も飼っていると可愛くて食べられませんとつぶやく
楽しみにしていた鰆料理は
刺身と焙烙焼で登場
松葉の香りが鰆に移り燻製のようなその味は実に旨い
鯛また然り骨だけ残しきれいに頂く猫跨技
黒メバルの煮付け・干しダコの甘辛焼煮・刺身・ナマコ・春野菜の天ぷら
鯛と鰆の焙烙焼・エビとタコの唐揚げ
鰆の白子の煮付け・生わかめの酢味噌和え
テーブルに乗り切らないほどの量に胃袋が悲鳴をあげている
若い時ならこれ位は食したがもう今では遠慮する
魚介尽くしの夕食で腹の中は正しく大漁旗
ご島地グルメの採点までは届かなかったがペットのこぶ鯛に
出会えただけでも満足のいく島タビだった
2022/3/30 No45
めっちゃ うまい ご島地グルメ
旅の島食人 池内嘉正
▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/03)
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