2024年11月21日(木) 17:44 JST

第23弾 ご島地グルメ 長崎県壱岐 ふぐ

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第23弾 ご島地グルメ 長崎県壱岐

第23弾 長崎県壱岐 クエとふぐ 23/11/8~10

ふぐ

 

スペシャルランチあじフライ

肉厚のアジの身は衣を着けるとより一層着太りする サクッと一口頬張るその味は舌の上で
 
飛び跳ねる程の壱岐の良さ “うま”
 

 

なかはら鎌崎陸上養殖場 とらふぐ

低塩分陸上養殖場を見学 海の塩水度は3.5% 人間体液は0.9% 魚は2.5%のナトリウムを

除去して海で育っていると東大の教授が発表

この養殖場は地下70mから海水層と淡水層を組み上げた2%の塩水を1%に薄めて

ふぐの養殖をしていると場長の浜中さん

 

通常の海水に比べ成長も早く病気にかかりにくいと・・・

約2年の歳月で2kgに育ったと河豚を年間2万匹出荷
水温20度に管理され、11月より白子入りを出荷
人工的な交配で全部が白子入りの雄ときている

 

2019ミシュランガイド特別版 掲載店 まる辰

「まる辰の大将にさばかれる幸せ」とキャッチコピーが目に飛び込む

ふぐのフルコース

とらふぐ鉄引き

洒落た器に美しさが際立つ、てっさが登場 

見るからに美味そう ポン酢は自家製の和らかい味

カボスを絞れば一層香りが立つ、ネギを巻いてポン酢に付ければ幸せの瞬間

てっさに湯引きを巻いて食すとこれ又、贅沢の極み

ふぐ白子の茶碗蒸しはとろとろの卵にぷりんぷりんの白子 つるんと滑る喉越しを味わう

白子の茶碗蒸し

底の浅い器が一層味を増す、茶碗蒸しの極みの逸品

王道の鍋の食べ方

出汁を張っている鍋に白子を全部入れてから火を付ける 初めての食べ方に…えっ???

鍋に火が入り、待つこと数分 湯気が出てから蓋を取る もういけまっせ!

 

★★★

白子をポン酢に付け、ひと口で白い裸体を放り込む 身体をくねらせてねっとりと喉を擦って

胃に直行 もうひとつ、もうひとつ、白子がこんなに美味かったのかと再認識 

これぞミシュランの星 ★★★

〆のおじやは昨夜のクエと比べたら甲乙付け難いが私はクエのおじやに軍杯を挙げる

 

今夜も贅沢の極みに感謝 壱岐ではシーズンに関係無く河豚が食せる島なのだ 

但し白子は11月から2月頃まで、今夜も幸せをいっぱい舌の記憶に残る島グルメ

ご当地感: 4.6/ 味:4.7 価格:4.8/ サービス:4.8/ 雰囲気:4.7

2023/11/8-10 No 81

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正

 


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2023/11/8-10)

  

Photograph by Yoshi Ikeuchi