第25弾 ご島地グルメ 愛知県日間賀島
- 2024年3月 6日(水) 16:01 JST
- Contributed by: tetujin60
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第25弾 ご島地グルメ 愛知県日間賀島
第25弾 愛知県 日間賀島
2024年1月11−12日
人口1716人(23/3)
大阪から近鉄・名鉄・フェリーと乗り継いで約4時間の日間賀島
10月に解禁し、3月まで食べられるフグ漁解禁
約70隻ものふぐ刺し網漁船が日間賀港を出港
愛知県は日本で1・2を争う「天然トラフグ」の水揚げ量を誇る
ここでは100年前から一匹一匹釣り上げる延縄(はえなわ)漁を行っている
淡路島の三年トラフグ、壱岐島の白子たっぷりのトラフグを味わった上
三河湾のトラフグを是非賞味したいとやってきた
今までの鳥羽からのルートのフェリーはいつの間にか廃止
夏場は超満員の人気の島は美味い魚が年中飛び跳ねて待っている
冬場はふぐが売り物 タコは年中冷凍されていたとは知らなかった
生きたままをすぐに冷凍し、食べる時に解凍後、塩でぬるめを取り
沸騰した中へひとつまみの塩と大きさに合わせた茹で時間
外海で獲れるタコは硬いが三河湾の内海分はびっくりするほど柔らかい
港にはシンボルのタコが“で〜ん”とお出迎え
ランチを取るために昼前の到着
冬場は生しらすも無く5月までは冷凍物
宿は料理が売り物の「季の宿 太田」古民家を改造して50年の人気の宿
夕食は注文していたふぐと地の魚と渡り蟹と鮑
テーブルは 三河湾の海の幸のオンパレード
年が明けて産卵期が近づくと美味しくなるのがトラフグの白子(精巣)
大きくなり栄養も豊富、味も濃厚になることから幻の逸品「白いダイヤ」と呼ばれている
一匹から僅かな量しか取れない上、期間限定の貴重な高級食材
食レポと写真のため箸を付ける暇もない、ふぐのフルコース
てっさ・湯引き・串焼き・唐揚げ・ふぐのサラダと来た
いよいよ登場「白子の塩焼き」ふわふわぷっくり、クリーミーな甘味とコク
口中でとろ〜り、とろける貴婦人の味 胃袋の収めるのが勿体無いほどの旬の極み
その上、タコ・マナジの塩焼き刺身盛りはグレの姿作りに平貝とみる貝が控えている
舌平目の煮付け・焼き渡り蟹、タイラギ貝のバター焼き・鮑のバター焼き
これでもかと次から次へと大漁旗の、お出ましだ
ゆっくり味わう暇が無いほどの量 満腹過ぎて端が止まるのを見た二代目の定壽さん
“鍋は明日の朝食で”と気が利く大将
特に舌を喜ばしてくれたのは先付けの赤海老、うす味で鮮度と旨味に料理人の腕が際立つ
舌ビラメの煮付けは身が締まりシコシコと幸せが満ち溢れる
定番のタコはこの島だけの絶品 瞬間冷凍が身を柔らかくするとは知らなかった
翌朝のふぐの鍋、超贅沢な朝メシに、ちょっと一杯は遠慮した
チェックアウト寸前に今、魚屋から届いたと大将が部屋に持って来てくれたのが珍味の
「このわた」早速頂いたその味はうまいと言う前に又、酒が欲しくなった
日本酒と一緒に飲めばこれほどオツな味はそうお目にかかれない
日間賀島の三河湾のオンパレードにご馳走さま おもてなしに脱帽
ご当地感: 4.8/ 味:4.8 価格:4.8/ サービス:4.9/ 雰囲気:4.7
2024/1/11-12 No 86
めっちゃ うまい ご島地グルメ
旅の島食人 池内嘉正
▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/1/11-12)
Photograph by Yoshi Ikeuchi
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