2024年12月31日(火) 02:02 JST

第33弾 ご島地グルメ 愛媛県大三島

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第33弾 ご島地グルメ 愛媛県大三島

愛媛県 大三島

人口4883 23/9

ゆめしま海道からしまなみ海道へ

フエリーの利便性も良く、目的地にあっと言う間に到着

ダイナミックな大三島橋を渡り道の駅のレストラン前には

大きな生簀に旨そうな鯛が泳ぐ

目指すは島1番の人気度を誇る海鮮丼「大漁」

到着の11時前には先客が列を成す

予約の用紙に書き込んだ順番は13番目 予約は2人

開店11時30分に呼ばれた組数は10組 “まっしゃないか”

もう一軒は気になっていた「猪骨ラーメン」

ナビを入れると直ぐ近くにあるとの表示

何と20m先に見える看板 店は既に開店 先客は1人

注文は「猪骨ラーメン」1杯 4人の食レポは難しい

もう一軒の店を探すが少し遠いし時間の調整に戸惑う

「大漁」の店先に戻り予約用紙の2から3に変更後

ラーメン屋に戻ると丁度出来上がった所

味見のスープは今までに無い濃厚だがあっさりとした旨味

麺は細麺でスープがよく絡み濃厚だが滑るように胃袋に直行

試食後、元の大漁の店で席の開くのを待つ

丁度頃合いに名前を呼ばれ席に着く注文は

海鮮丼(980)穴子丼(900円)と安い全部載せ丼(1980)

さより・ウニ・かずのこ・海老・しらす・鰯・穴子・鯛・鮪・ネギトロ

イカ・ホタテ・サーモン・イクラ・錦糸玉子の15種類が全部載せ

“こりゃ安いわ”日本海・瀬戸内海が一緒になって大漁旗が掲げた船団のようだ

どれから箸をつけるか迷い箸 サイコロ切りの身は厚く食べ応えがいい

鮮度も良いので連日列を成すのは当たり前 手当たり次第食べていると

味がごっちゃになり何が何だか解りまへん 食べてもたべても丼の底は見えない

3人が変わるがわる廻し食 コロナの時やったらNG

箸ではなくスプーンの方が食べやすい 全員完食

ランチの後は伯方の塩工場を見学 伯方島から大三島に工場を移し

大々的に生産を始めているが工場見学と言ってもほとんどが稼働していない

その隣にある塩温泉、ホテルの割引券で一人350円とは格安

浴槽、ジャグジー、サウナも全て整った温泉は旅の疲れがお湯に流れでる

期待の夕食は大山神社の直ぐ前の海鮮料理「貴船」

ホテルから歩いての3分のアクセスは有難い

メニューは定食セットものばかりで期待していたのと大違い

女房と顔を見合わせ “しまった”と一瞬、店を変えようかと思ったが

まっエエか!とメニューと睨めっこ!?

“酢の物は何かできますか” メニューに無い“海鮮酢の物が出来る”と

他には?「ぶりの白子」がありますが? “ではそれ4つ”

天ぷら定食の中から「タコの天ぷら」 煮魚定食の中から「鯛のアラだき」

ぶりの白子と鯛の皮★★

甘めのポン酢が初めての鰤の白子とよく合い鯛の皮のアクセントがグッ

海鮮酢の物★★★

穴子・タコ・カニ・大根の細切りの甘酢漬けの入った酢の物は初めての味

特に大根は優しい味付けに大満足 4人は顔を見合わせニンマリと

タコの天ぷら★★

柔らかくて甘いタコは瀬戸内ならではの逸品

鯛のあら炊き★★★

濃い目の煮付けに酒が進む 無言でしゃぶり付くほどの旨さ

最後は釜飯定食の中から

「鯛釜飯」だけを一人前注文

鯛とごぼうの香りで米がこんなに旨いのかと新ためて味を確かめた 

少しまだ足りなさそうの義弟を見て〆にうどんを注文

〆のうどん

2〜3本、味見をしたが腰があって本場のうどんは流石に美味しい

義弟は満足そうに出汁まで残さず、本当はラーメンよりうどんが好物

知らずに2軒もラーメン屋で試食を付き合わせてエライすんまへん

即席の新作メニューに快く調理してくれた料理長に星★★★

隣席のイギリスから来たご夫婦と旅の話に花が咲く

年齢を聞くと64歳 YOUはと聞かれ“85” 驚きと拍手が舞い上がる

やっぱりこの店で良かった 旅は道連れ世は情け

           グッド ラック

 

ご当地感: 4.6/ 味:4.8価格:4.8/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.7

2024/5/9 No 117

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/5/9)

  

Photograph by Yoshi Ikeuchi