第34弾 ご島地グルメ 愛知県篠島
- 2024年8月 8日(木) 17:02 JST
- 投稿者: tetujin60
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第34弾 ご島地グルメ 愛知県篠島
34弾ご当地グルメ 愛知県 篠島 アナゴ
人口1457人24/4
愛知県の河和港からの高速船で篠島へ、GWを過ぎると便数も減便
観光客もまばらとなるが5月の穴子は美味いと評判
しらす丼の人気店に予約の電話を入れると電話が不通
どうやら臨時休業らしい 島の食堂は不定休が多い
目的の篠島の手前の日間賀島で店探し
メニューにしらす丼を見つけて電話で営業を確認
店は賑わっていたがどうやら地元の人が昼食に利用
作業服の客はエビフライとかカレーとかを注文
この店しか無いので「しらす丼」と「穴子丼」を注文
しらす漁はまだ漁に出ていないので生しらすは手に入らないと
黙って粛々と腹を満たした
次の高速船まで1時間30分 待合室には我々二人の貸切り
たどり着いた篠島の穴子の宿「三船亭」
夕食まで時間があるので島の散歩に出かけた
待ち時間に疲れた女房は“休んでいる”とベッドで横に
宿の前の浜で偶然に出会った岐阜からの漁業体験ツアーの子供達
5~60人の小中学校の8年生が魚の掴み獲り
地元の漁師さんも魚の提供や人工生簀作りに協力
リーダーの先生はテンポよく生徒を指導している
軽トラから魚を生簀に移す作業に子供達が走って運ぶ
100数十匹の型の良いアジと10匹ほどのたこ
2班に分かれての掴み取り大会にワァワァキャァキャァと歓声が上がる
初めてタコを掴んだ子供たちは走って取りカゴの中へ離すが
タコが手に絡み付いて離れない 悪戦苦闘の魚の手掴み
キラキラと輝く目をした子供たちが歓声を挙げる
掴み取りのアジとタコは今晩の食卓に並ぶらしい
楽しい思い出の漁業体験は心の記憶に残るだろう
偶然の旅の出会いに私も元気を貰った
25年振りに訪れた宿は十数年前に大改造され新築同然
部屋から眺めるすぐ前の海のロケーションと和洋室に大満足
待望の「穴子づくし」の夕食
前菜はこのしろ・枝豆・海老・あわび・数の子
お次のお造り穴子の五種盛り
焼霜・湯引き・穴子刺し・昆布〆・ラー油和え
刺身 コリコリと甘く、初めての食感は“何これ”歯触り抜群
昆布締め 昆布の風味とまったりとした穴子が舌に纏わり付く
湯引き 梅肉を付けて鱧のような食感と穴子本来の味が楽しめる
穴子のラー油付け 辛みを抑えた初めての取り合わせに驚くばかり
アナゴ三昧の5種類にいきなりパンチを食らった究極の味
塩焼き ゆず胡椒で食べても良し、そのままでも良し
厚みのあるアナゴに夢中になる味
穴子の一本寿司 鰻に負けず、ふわっ ふわのとろっとろ
ご当地でしか味わうことの出来ないアナゴのフルコース
兎に角、ほわほわ、コリコリ、とろーり、さっくさくと味わう幸せ
旨過ぎて小躍りしそうな穴子三昧のご島地グルメの旅
篠島のアナゴ様に口の中が嬉し過ぎて腰がフレーズしそう
こんな幸せがあっていいのだろうか
アナゴにばかり夢中になりふぐのテッサ、さわらの塩焼き、あわびの刺身には
手もつけずこれ以上食べられないのでスンマヘン
今夜のアナゴの晩餐会 どれをとっても初めての絶品
全ての穴子の料理方法に脱帽、改めて調理人の奥の深さを知る
もう無理かと思っていた所にアナゴの海鮮かき揚げがど〜ときた
アナゴ・タコ・イカ・海老・わかめのかき揚げはカリカリの贅の極み
旨すぎて穴子は全て完食
今夜の島職人のアナゴ料理のベストスリー
1・アナゴの刺身・2アナゴの塩焼き3・アナゴの1本寿司
昨夜はアナゴの夢を見るかと思っていたら朝食にカメラを取りに走る
焼き物にサヨリ・アナゴ・煮アナゴ・海苔の佃煮
刺身 サヨリとイカ
朝食と言うよりランチの豪華版
大阪への移動がなければビール1本と…
そこへ静かに流れるオルゴールが奏でる昭和ソング
時の流れるままに、愛燦燦、ハナミズキのメロディに爽やかな朝食に感激
料理人と食材と演出に星★★★
ご当地感: 4.9/ 味:49/ 価格:4.8/ サービス:4.8/ 雰囲気:4.7
2024/5/14 No 119
めっちゃ うまい ご島地グルメ
旅の島食人 池内嘉正
▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/5/14)
Photograph by Yoshi Ikeuchi
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