第8弾 ご島地グルメ 山口県周防大島
- 2022年5月 9日(月) 10:45 JST
- Contributed by: tetujin60
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第8弾 ご島地グルメ 山口県 周防大島
山口県 周防大島 (人口14141人 2020年)
みかん鍋
第8弾
岩国駅から車で30分、大島大橋を超えると周防大島。
山口県の南東に位置し、瀬戸内海では淡路島、小豆島に
次いで3番目に大きい島
60年振りに訪れた岩国駅、昔の面影を全く忘れ去っていた。
毎月のように訪れた錦帯橋
歳をかさねて子供や孫たちのような年代の人達と
又、違った旅の楽しさがある
衣食住が豊かになった令和の時代
コロナ禍だからこそもう一度
見つめ直してみる必要があるのではないでしょうか
山口県内のみかんの80パーセントが生産されている
「みかんの島」で、秋から冬にかけてのみかんの時期には
「みかん狩り」や「みかん鍋」を楽しめる
温暖な気候は柑橘類の宝庫
1月 ぶんたん、2月 紅はっさく、3月 あまなつ、4月 ゆめほっぺ
5月 あまなつ、6月 夏みかん、7月 温室みかん、8月 ごく早生みかん
9月 早生みかん、10月 グレープフルーツ11月 はるひめ、12月 きんかん
43品種も生産されているから驚く
ご当地グルメのみかん鍋はニッポン全国鍋グランプリ
2019で入賞、審査員特別賞を受賞
宿泊先に予約を入れ特別注文で
「みかん鍋」と「太刀魚の鏡盛」
蓋を開けるなり4人前の鍋にはみかんが6個
“何やこれは”・・とがっかり
早速、みかんの追加注文
気持ち良く10個のみかんが鍋の中へ
初めて見る鍋に仲間が驚く顔
みかんが鍋に?!
具は魚貝類・豆腐・つみれ・野菜・小餅など・・・
煮込むこと20分
出汁に柑橘類の香りがベストマッチ
甘酸っぱい出汁に魚貝が泳ぐように溶け込んでいる
みかんは皮を剥いて食べるのが当たり前だが
ここではそんまま丸かぶり
“うま”
お変わりの手が矢継ぎ早に
最後に残った出汁で雑炊
仕上げにメレンゲを入れた逸品に
鍋の底が見えるのが早かった
ご当地感4.8味4.8 コスパ4.6 創作4.9 雰囲気4.6
太刀魚の鏡盛り
周防大島周辺の海域では太刀魚が豊富に水揚げされている
通年で獲れる魚として漁獲高は山口県の6割
曳き縄漁によって一匹ずつ釣り上げられる
キラキラと銀色に輝き、細長い体型が刀身のようにも見えることから
「太刀魚」と、その名が付けられたという
(立っているように泳ぐ姿に由来する説もあり)
鏡盛の作法の一つ目は「毬みかんの打粉」で太刀魚の身と皮を
ポンポンと太刀魚に身に優しく当てていく
柑橘は魚介と相性がよく果汁が移り風味が一層、香りを立てる
お次は刀身の焼き入れを太刀魚の身に行う
「焼き入れ」
バーナーで炙っていくと皮と身に焦げ目が付き
脂が溶けて風味と旨味がアップ
演出は手慣れたスタッフの手によって切れ味が光る
焦げ目が付いた皮はキュッと反り返り旨味が凝縮される
準備万端、鏡のように輝いて待っている太刀魚を
ポン酢で頂く
柑橘の風味と皮の香ばしさ、上品な身のこなし
名刀の切れ味はご島地ならではの逸品
姿・形・味
ご当地感4.8 味4.8 コスパ4.8 創作4.9 雰囲気4.6
宿 サンシャインサン セト
同行者 宮良里伺一家6名
2022/3/28
めっちゃ うまい ご島地グルメ
旅の島食人 池内嘉正
▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/03)
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