2024年12月23日(月) 00:51 JST

日本の島再発見(P009)  09月06日(木)

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日本の島再発見 離島60巡り出版に思う
報知新聞大阪本社 編集局長 後藤田 正人


 離島の旅などというと、物悲しげな哀愁が漂うシーンが目に浮かぶものだが、
海外旅行400回以上という池内嘉正さんの今回の“旅の鉄人”だけあってサビの効いた味わいがある。

島の人々の温かい心に接し、自然を口にする喜びが、犇々と伝わってくる。
そして忘れられたかのような人情が、そこにはあった。

団体、ツアー旅行では味わえない手づくりの旅こそ、個性を発揮するまたとないチャンス。
これからの若い人に求められるのは、いかに自分の個性を積極的に表現するかだが、
旅する池内嘉正さんの心の中にもその答えがあるように思える。
ぜひ、若い人にも読んでもらいたい。

1年数ヶ月で日本の離島60を駆け巡った。
ちょっと普通の人ではできない芸当だが、それも60歳の還暦を記念しての走破。
60歳といえば一般社会では定年を迎える。
第一線から身を引いたとはとはいえ、土、日曜日は青少年の育成ゴルフのボランティアなどゴルフでびっしり。離島の旅はその間隙を縫っての快挙だった。

「健康な肉体にこそ健全な精神が宿る」を地で行くもの。
人生60歳から再スタートできることを証明している。同世代の人達にも大いなる勇気を与えてくれた。

この書の元原稿は「スポーツ報知」大阪本社に平成11年4月から同12年6月まで
日本の旅再発見「離島60巡り」として60回にわたって毎週金曜日付けでカラー版で連載された。
今回の出版は当時使い切れなかった写真、逸話などを再編集したオリジナル版です。

池内嘉正さんの旅を知れば知るほど日本人は団体旅行はできるが、冒険心が少ないように思えてくる。
手づくりの旅を、それもできれば格安でできてこそ、日本人も一人前の旅人といえるのではないでしょうか。
本書はその手引き書のひとつでもある。

最後になりますが、この離島60巡りにあたって旅の鉄人が“完投”できたのは、
池内夫人の内助の功があったことも付け加えておきたい。夫婦とはいいものだ。

著者と後藤田正人氏
著者と後藤田正人氏

日本の島再発見(P008)  09月05日(水)

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日本の島再発見  六十島々巡り-島は人を癒す  石垣市長 大濱  長照

かねがね敬愛してやまない池内嘉正氏がめでたく還暦を迎えられ、
この記念すべき人生の節目に日本列島縦断島々六十を踏破されました。

南は石垣島から北の奥尻島、そして六十番目は瀬戸内海の伊予大島。
この六十島巡りは池内氏の快挙であり、もって鉄人池内と称えられ心から拍手を贈ります。

また殆んど旅程は令夫人を伴う行脚となり、
花も嵐もともにしてこられた還暦までの人生をふり返りながらの思いを旅と重ね、
これからの人生を展望する二人三脚の道中であったことでしょう。


旅は人にとって本能的欲求と言われ、人は生ある限り旅を求めてやみません。
日常の平凡な生活環境を旅は一変させ、旅の空間に自己を置き、
己への凝視と思惟を旅はもたらします。

今日、ゆとりの乏しい現代人にとってまさに旅こそ自分自身の新たな発見をもたらす好機となるものです。


島は人の心を癒すと言われます。
素朴な島の人々、その人情、豊かな汚れなき自然、島々の歴史や文化、どれもが人の心を癒します。
池内氏の島巡りはそれぞれ六十の島々に宿る人の心を癒してくれるやすらぎを読者へもたらし、
その島へ読者を誘惑してやまないことでしょう。


石垣島に執着し、全国六十の島々でやすらぎを得た池内氏が子供たちを自らの未来と称し、
ジュニアゴルフ指導育成へいよいよ情熱をなお注がれご活躍されますよう石垣島にて心から祈念いたします。

大濱 長照氏(前列左)
六十島々巡り-島は人を癒す  石垣市長 大濱  長照

日本の島再発見(P005)  09月01日(土)

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日本の島再発見 日本の島再発見
小笠原諸島(東京)
南島 カヌー

日本の島再発見_小笠原諸島 南島の砂浜      日本の島再発見_八丈島 アロエの花
小笠原諸島 (東京)               八丈島(東京)P122
南島の砂浜                   アロエの花

日本の島再発見_八丈島の玉石垣
八丈島(東京)P122
八丈島の玉石垣
 
日本の島再発見_上五島 中通島のハコフグ    日本の島再発見_天売島にて小鉄
中通島(長崎)P94                天売島(北海道)P62
上五島 中通島のハコフグ            天売島にて小鉄

日本の島再発見_天草イルカウォッチング
天草諸島(熊本)P118
天草イルカウォッチング