2024年3月29日(金) 04:26 JST

フランス領 ニューカレドニア イル・デ・パン島_エピローグ

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フランス領 ニューカレドニア イル・デ・パン島(52島目)

森の中を行く松井氏と小鉄

花のスライドショー

ウツボカズラ

公園の中の小川で手足を洗う

マドレーヌの滝(州立公園の中)

取材を受ける

ガイドのジョン・筆者・小鉄(洞窟の前で)

ニューカレドニアの新聞に掲載

サヨナラパーティ

トシの誕生ケーキ

小鉄・トシ・デンゲリー君

新婚旅行の黒木さん夫婦(福岡)

朝市の魚屋

野性のラン

地衣類のハナゴケの仲間

キサントスモン

ジャイアントフープの前で松井氏と筆者

ヤテ湖に枯れ木となった風景

教会に行く村人

「ポンジュ」「ポンジュ」と
朝の挨拶が飛び交う
島のメラネシア人の
人懐っこさはとても感じがいい

本島のグランドテール島にある
ヌメアとアンスバタは都会的であるが

市街地を離れると
赤茶けた大地と熱帯雨林が広がる

海だけがニューカレドニアの魅力ではない

自然の山々の景観もまた新しい
もうひとつの魅力である

博物館のスライドショウ

小鉄のひと言

イル・デ・パンの上空からの景色は天使が舞い降りるに相応しい絶景 
ノンカウイ島でたった一人残されて、潮が満ちてきた時にはこのまま島が消えてしまうのかと…不安だった。

迎えのボートの姿が見えた時にはホット胸を撫で下ろした。

南洋杉に囲まれたイル・デ・パン島は
砂の白さと海の色のコントラストに
自然美が描かれている

ガイドのジョンのお陰で島を満喫できた

オルタンス女王の洞窟を探索の時には
現地新聞記者が尋ねてきて

「地球の島めぐり」を賞賛してくれた
日本人夫婦がイル・デ・パン島
に訪れた事を

翌日の新聞紙上でも報道された

数々の出会いに……ありがとう・おおきに!

人と人の繋がりは計り知れない大きな財産

お陰で奥深いニューカレドニアの
島めぐりをすることができた

上滑りの旅ではなく本当の姿を見て
自然環境維持の大切さを改めて認識した

グランブルーの海と
自然派のエコツーリズムが

脚光を浴びる日も遠からず
やって来る事を願う

イル・デ・パンから
アンスバタに戻り最後のディナー 

お世話になった地元の人々と

共に宿泊先のカサ・デ・ソルの
部屋のキッチンで腕を振るった

夕食の為に
3
軒のスーパーに付き合ってくれた
デンゲリー君(30・フランス人警察官)

イル・デ・パンで偶然出会った
新婚旅行中の黒木さん(福岡)

ニューカレドニア在住
2年の
トシこと(亀井利之君31)
今日がトシの
32歳の誕生日なのも何か縁

鳥のさえずりも遠くで聞こえ
ツアーでは経験できない
案内人に感謝がいっぱい

もっと涼しい季節にもう一度来て
美しい固有種をカメラに収めたいものだ

森の中には不思議と蚊がいないことに驚いた

ビッショリと体中に汗をかいた後に
冷たい小川の水で手足を洗った「あ~エエ気持ち」…

帰りの車中は運転してもらっている友人には
悪いと知りながらもぐっすりと寝込んでしまった

一時間の行程は私にとっては
強行軍でとてもきつかった

山頂から望むヤテ湖の景観は
「赤茶色とグリーンの森と湖」

ニューカレドニアの知らなかった
もうひとつの素顔に触れた

ニッケルを含んだ赤錆色の山道に
咲く黄色い花「キサントスモン」に

目を奪われるがあまりの暑さに
カメラの上に汗が滴り落ちる

「何故?」目の当たりにするまでは
ヤテ湖が人口湖とは知る由もなかった

幻想的な美しさを表現しているが


生き埋めになった森の悲痛な姿なのだ

公園内は美しく整備され
公衆トイレ等も掃除が良く行き届いている

森の中は気候の変化も激しく
涼しい風とは打って変わり

熱帯ジャングルの中は
幾ら水を補給しても汗となる

大阪の知人の写真家の紹介で
現地旅行会社を営む松井氏(
46)と
友好を深めた

彼の特別の案内で島特有
(ランの花の自生地)の 
ラ・リビエール・ブルー州立公園から
ヤテ湖へと探索した 

山頂からヤテ湖を望み
野性のランや珍しい花々をウオティング

湖に半分水中に埋もれ
枯れ木となっている悲しい風景に出会う

2008年2月7日―12日          旅の鉄人 池内 嘉正

エピローグ

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