ドライバー
夜空を見上げる小鉄
ボーンフィッシュ
張網漁法
二度と出会えない偶然こそが旅の醍醐味だ。
通りがかった我々のドライバーに大きいのを2匹持って行けとのおおらかさ……
島内観光のトラック
旅は何もないところに何かがある、
それを求めて旅を続ける。
島の南東の端まで1時間少々、
行きかう車も何もない。
一時間ほどで4ツ数えた至福のひと時を朝日が昇るまで海岸で過ごす。
寄せては返す波の調べに心が安らぐ
。
星空はいつの間にか太陽に消され鳥が飛び立ち、
新しいページが開かれた。
午前4時「流星群」が見られるとの情報で浜辺へ
(歩いて1分)
すでにアレンは砂浜にバスタオルと枕を持ち出し寝転んで
スタンバイ。
眠たい目をこすりながら夜空を眺める。
月の光が邪魔になるほどの満月。
「アッ」と星が流れた。
ひたすら「流星」を待つロマンチックな旅人、
それぞれの思いを胸に流れ星を……。
誰もいないはずの海岸に人影が三人、
網で魚とりをしている。
猫のように獲物を狙い忍び足で魚を見つけるや
サッと網を張る素早さ。
逃げる魚は小石を投げてせき止める。
神ワザに近い漁法。
見ている間に15~6匹がズタ袋へ、
幻のボーンフィッシュもカメラに収めることが出来た。
流星群