キリバス共和国 クリスマス島_ボートピクニック
- 2007年6月 8日(金) 15:00 JST
- 投稿者: tetujin60
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マンタ
焼けたヤシ
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港が近づくにつれ辺り一面は「淡い白緑色」
の絵の具を流したようなオトギの国の世界。
透明に近い海の色、
澄み切った青空は地平線の彼方までつづく、
キラキラと降り注ぐ太陽は時の流れさえも忘れさせる。
これ程までに美しい海に出会ったことは無い
。「絵にも描けない美しさ」とは、よく言ったものだ。
自然とは何と粋な計らいをするのだろう。
手付かずの素焼きの大自然は
世界遺産に登録されてもおかしく無いほどの海だ。
ボートの先端に座り、息を呑みながら海を見つめ、
体中に感動を覚える。
絶好のシャッターチャンスなのに、
まだまだ報道カメラマンには、
なれまへんなあ。
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西のロンドン村より南に位置するポーランド村まで
ボートで50分。
車では三時間もかかるのでボートでピクニック、
港への一本道の道路端にはヤシの木が密集している。
なぜか所々黒く焼けているのは自然発火の
ブラシュファイヤによるものだ。
走行中突然あたり一面、
煙と火に覆われヤシの木が燃えている、
その横をトラックが通り過ぎる。
あまりの暑さに身を低くして
カメラを取り出すことすら
忘れていた。
ポーランド村へ行く途中クックッアイランド周辺でマンタに遭遇、
30頭を数えるほどの群れ。
釣り人が「マンタが邪魔になる」と言っていたほどおりまっせ。
他の島ではマンタを求めて行くダイバーがいるのに、
この島ではボートの上からでも簡単にお目にかかれる。
ボートピクニック