最後の晩餐は「レストラン アロハ」
今夜も満員の盛況
タクシードライバーのフェリームニョ(54)
奥さんのパトリシア(48)と
島の永住権を持つ最上ケンジさんの5名
話は尽きる事がない
笑顔が素敵なフェリーは
「今夜は特別な夜だから…」と
ワイングラスを傾ける
素朴な10年前の島を懐かしむ最上さん
旅の出逢いは一生の思い出に残る
二本目のワインを空けたところで
ボチボチお開きに…
17世紀の石器時代にラノ・ララクでは
モアイの製作途中で放棄
モアイ像はいったい
「いつ」「誰が」「何のために」
建てられたかは謎である
18世紀に島の部族間抗争で破壊され,
その上チリ地震で四方八方に
散らばったとテレビは報じる
「これはもっと早く見ておくべきだったな」
小鉄のひとり言
人の出逢いと天候に恵まれたイースター島 島に点在するモアイ像はそれぞれに個性があり見応えがありました。
期待していた以上に満足した旅で美しい青空と雲が目に焼きついています。
お世話になった皆さん本当にありがとう御座いました。
2008年11月27日~12月3日
旅の鉄人 池内嘉正
今回の旅で最高の出逢いは
このクレーン車だ
島を去る数時間前に偶然に知った
クレーン車の働きと国境を越えた
人間の貢献
感激の出逢いは最高の
島めぐりの思い出となり島を後にした
ありがとう『モアイ像』
ムーチョスグラシャス マウルル
15体のモアイ像は島民自らの協力で
出来上がった物だと知った
その建設には多くの日本人も参加
歴史から消え去ろうとしていたモアイ像は
200年振りに復元された
世界的文化遺産の主人公
『クレーン車』は島の建設会社の中に
その勇姿を見つけた
1992年「モアイ修復委員会」は
日本の会社が貢献している
神戸港から南米チリへと
修復用の特注クレーン車送られた
チリ海軍の協力を得てイースター島の
「アフ・トンガリキ」へと輸送された
その輸送には島の滑走路を
走った映像が映し出されている
あまりの感動に食事も忘れただ見入っていた
出発日のランチは居酒屋「甲太郎」で
たこ焼き定食と空揚定食を注文
やはり日本の味は舌に馴染む
相変わらず長い待ち時間
ペルー人が造る日本食だから仕方が無い
その間に日本語のテレビ番組
(DVD)のサービス
働き者の彼は今朝も笑顔を絶やさない
タクシーでホテルまで送るとスペイン語で…
言葉は判らないが毎日行動を共にすると
阿吽の呼吸で通じるものだ
これも最上夫妻がとりなす縁のお陰と感謝
日本の旅行社の情報では島には
一台もタクシーは無いとのことであったが
流しのタクシーがすぐに見つかる便利さ
それも安い料金で…
時計は午前1時になろうとしている
島めぐりは何処でも早寝早起き,
早朝の散歩が日課である
この島では夜も遅いが朝も遅い
朝市にはまだ一回も見に行っていない
明日こそ朝市にと…午前7時、
目覚ましに起こされ
眠たい目を擦りながらの朝市見学
早々に引き上げホテルへと向かう
そのとき後ろからクラクションが鳴る
「フェリー」だ
日本の会社が修復したアフトンガリキの
15体のモアイ像
アフトンガリキで修復に使われたクレーン車((㈱タダノ)
1991年のアフトンガリキの修復の様子を映すテレビ