カナダ クィーンシャーロット島とは
- 2007年11月 3日(土) 16:52 JST
- 投稿者: tetujin60
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2024年12月22日(日) 11:12 JST
左オーナの家・右ゲストハウス
廃村となった家屋の廃材
ゲストハウス 6人宿泊
キッチンハウス
トーテムポールを撮影する筆者
気分は宇宙飛行士の筆者
ゾディアックボートで探検に出かける
ザトウクジラ 撮影者 加藤文夫 氏
ハクトウワシ
廃村となった家屋の廃材
現在のトーテムポール
150年前のトーテムポール
150年前のスカングァイ村
ロ-ズハーバーに水上飛行機着陸
ローズハーバー(クンギット島)へ出発
クィーンシャロット諸島
母系社会であるハイダ族の建物は
北海道で見たアイヌ人の建築様式と類似している
世界遺産のトーテムポールがある
アンソニー島に太古の昔に伐採された
「森の巨人」たちが苔に覆われた集落跡がある
森と海には多くの生き物が生息し
あの「ハクトウワシ」(アメリカの国鳥)や
「ザトウクジラ」さえも簡単に見る事が出来る
1万年前から「ハイダ族」が住んでいた村
その後、廃村となって
尚トーテムポールがあるニンスティン
(世界遺産)
そして千年の森を
島めぐりのひとつに加えておきたかった。
廃村となったのは200年ほど前に
ハイダ族とヨーロッパ人との交流が
始まったのが原因である
時を同じくして伝染病に侵され,
ハイダ族の人口が激減し村を捨てたのである
クィーンシャーロット島が終われば
バンクーバーから個々の目的地へ
,私たちはアラスカのシシュマレフ島へと
旅立つ。
自由気ままな旅をしているので
少々窮屈なスケジュールであるが……
未知への出会いの期待度の方が大きい
この島を選んだ理由は
写真家「星野道夫」(1996年没)の
本に魅せられたからである
大学教授,写真家,彫刻家,自然愛好家,
ライター,そして小鉄と私の8人の旅
天文学を教える一方で野鳥の会を主宰する
名古屋大学「佐藤教授」(48)の
手作りの旅に参加。
この地域へは個人旅行ではなかなか手配が難しい
現地の状態も全く解らないままに
旅の目的地へと向かった。
アラスカとカナダの国境に位置する
クィーンシャーロット諸島
南端にあるクンギット島は「人口2人」
25年前にドイツから移住した
「Tassilo Gotz Hanisch」Mrゴーツ(52)の
手作りのゲストハウスが宿泊先である。
ガスも電気もテレビも無い
「薪とローソクと森の水」で
自然と共にワイルドな生活が待っている
一見,廃屋のような山小屋も
「住めば都」と言うが水上飛行機が
近づくにつれ期待と不安が交差する
苔に覆われ腐食して横たわっている
大木の上には新しい命が芽吹いている
森を管理している「ハイダ族」は
自然破壊を食い止め
再び「森の巨人」たちが
帰って来るのを見守っているのであろう。
プロローグ
画像をクリックするとスライドショウが始まる
海岸にやって来た野生の鹿
望遠カメラを覗く仲間
撮影者 加藤文夫氏
水上飛行機から撮影 シーライオンのコロニー
ゴマフアザラシ
ゴマフアザラシ
ゴマフアザラシ
ウミバトとアザラシ
オイスターキャチャ
ア ザ ラ シ
シーライオン
ハクトウワシ
ハクトウワシ
宇宙服のようなライフジャケット
キャップテンと小鉄
ゾディアックボートで出発
水上飛行機からボートに乗り移る
強行軍のウォティングにダウンする者も続出
何しろ仲間は全部30代の若者でっせ
トップバッターは我が女房の「小鉄」
翌日の食欲はゼロ
顔色はブルーで声はボソボソ
大事を取って一日お休み。
ザトウクジラも水上飛行機から見る事が出来たし
シャチやイルカやゴマフアザラシも
生息する海は野生の王国
自然の大宝庫なのに観光客がいないのが良い
余程のマニアックな人でなければ
寄り付かない島だろう
海底には旨そうな大きなウニが
ぎっしりとへばり付いている
カニやハリバット(オヒョウ)は獲り放題
いつ私たちの舌を喜ばしてくれるのか待ち遠しい
今回の旅は「野鳥の達人」の
教授が同行しているので鳥の名前はすぐに解る
「オイスターキャッチャ」
「ウミバト」
「ハクトウワシ」
そして私の大好きな鳥
アラスカのセントポール島でお目に掛かった
「エトピリカ」に又会えるとは嬉しいね!
「エトピリカ」はアイヌ語で「美しいくちばし」と
呼ばれていてツノメドリの仲間である
岩場にはシーライオン(トド)と
アザラシのコロニーがあり
数十頭が荒波にもまれて珍入者を
警戒している
エンジンの音に驚き,一斉に海中へ
ダイビングをするものや
何食わぬ顔で昼寝を決め込む大物もいる
そのしぐさがヨタヨタとして滑稽だ
まるで孫がヨチヨチ歩きを始めたみたいで
笑みがこぼれる
しかし海風は思ったよりも冷たく
真っ赤なつなぎのライフジャケットが
防寒着の役目をしてくれる
ハイスピードで走るボートでは
宇宙飛行士のような気分を味わえる
キャプテンが一時の方向を指差す
木の上には「ハクトウワシ」の勇壮な姿
望遠レンズ(400m)でも
豆粒程度にしか確認できない。
羽ばたいて飛び立つ後姿をレンズで追いかけるが
それでも海からの眺めは迫力があり感動ものだ。
4人乗りの水上飛行機でローズハーバーへ
(南端にあるクンギット島)
かっては捕鯨基地としてカナダに移住した
日本人や中国人が働いていた
1941年の太平洋戦争で日本への輸出も
終止符が打たれた
到着後,荷解きも程ほどに
ボートに乗り込みシーウォティングへ出発。
「ゾディアックハリケーン・ボート」は
基底部のファイバーグラスが
V字型になっている
乗り心地も良く,飛沫もあまりかからない。
お次は若手のカメラマン
揺れるボートの中で望遠レンズを覗いていると
気分も悪くなるのは当たり前のこと
島へ上陸後はそのままダウン
野生の鹿がお見舞いにやって来たが
そんな時はさすがにむっくり起き上がり
カメラを向けるプロ根性
若い人はよろしおまんなぁ
満足のいく海洋探検は見所がいっぱいで
先が楽しみであるが体が持つやろか……。
ゾデアックボートで海洋探検
画像をクリックするとスライドショー
夕方の光は特に美しい
七色の光が差し込むニンスティン
何回見てもその度に違うと… Mr ゴーツ
世界遺産 ニンスティンのトーテムポール
くちばしが崩れ落ちたハクトウワシ
ワ ニ
クマの両手に抱かれた人間の子供
トーテムポールを見上げる小鉄
海に映るトーテムポール
昼寝をする Mr ゴーツ
岩の上から撮影の筆者
地球温暖化の折,世界中の人たちが
ハイダ族の森に対する考え方を知り
森のサイクルに気づかなければならない
ハイダを守るウォチマンは
さり気ないやり方で観光客を制限している
同じ時間帯に他の観光客と
一緒になる事の無いように配慮……。
私は魔法にかけられたかのように
ただ呆然と立ち尽くしていた
気が付けば周りにはもう誰もいない
トーテムポールはやがて朽ち果て苔に覆われる
その上に芽生える新しい命によって
次の世代へと森は循環している
その謂れはそこに住む家の歴史を語り継ぎ
決して永久保存するものではないと考える
その廃村の前で朽ち果てたトーテムポールが
倒れそうに傾きながら地球の歴史を物語っている
耳を澄ましジッと見つめていると
霊的な不思議な何かを強く感じる
「何だこの感じは…」
朽ち果てるその時が来るまで
地球の人間に語り続けているような
風景に圧倒された
1万4000人いたと推定されているハイダ族は
ヨーロッパとの交流(1774年)で
天然痘に伝染し600人に激減した
(100年前の調査資料)
130近くの集落は村を放棄し
生き残った人は北のグラハム島へと
移動し二度と戻らぬ村落後になっている
クマの両手に抱かれた人間の子供
くちばしの朽ち果てたハクトウワシ
クジラやカエルを刻んだ大木
自然を守る大切なメッセージが
そこにあるかのようだ…。
時間帯により,色や形が変化して見える
不思議な造形が描かれている。
ハイダ族は森のサイクルを考えながら
木を伐採していたのは
現在の地球温暖化への
メッセージだったのかも知れない
レッドシーザと呼ばれる杉の大木から
トーテムポールは作り出される
成長が早く自然の防腐剤が含まれており
保存にも優れている
木の皮で衣服や帽子を編み
何百人もの人が集える大きな家を建てている
アンソニー島にあるスカングァイ村
(ニンスティン)の幻のトーテムポールは
世界遺産として登録されている
私たちにとってトーテムポールは
魔よけとか宗教的なイメージが強かった
ハイダグアイ(クィーンシャーロット島)には
一万年以上前から人間が住んでおり
「人類はこの島で誕生した」と
言う伝説さえも伝わっている
管理を担当する詰め所には
3人のハイダ族が常駐し
村落の歴史を詳しく説明してくれる
グァイハーナ国立公園保護区内にある
伝説や歴史を世界に向けて発信し
自然破壊を食い止める役割
過度な観光開発による悪影響を
考えに入れてのことである
朽ち果てても尚新しい命が誕生する
大自然の中の森
人間が自然に順応していく事の大切さに
気づかなければならない
部屋はロウソクでムード満点
小麦粉引きに挑戦する小鉄とカメラマンの西村さん
巻きストーブで焼くパン
デザートは珍しい物ばかり
写真を撮るのも忘れていたカニの残骸
ウニの握り寿司
流木は大切な燃料確保
シャワー室
慣れない薪を焚く筆者
小麦粉を自転車で引く
薪割をする筆者
ゲストハウスでくつろぐ小鉄
お世話になったトイレ
キッチンハウス
ゲストハウス
前 の 海
まさか無いと思っていたワインが
より一層料理を引き立ててくれた
今夜の舌は最高に幸せだ!
毎日飲んでいたボトルワインは
何とサービスとは感激
旅先でのもてなしは特別心に残る
森の中では何を食べても旨い
水一杯飲むのも感謝感激ご馳走さん
夜は小鉄のお供をして懐中電灯を頼りに
トイレまでの付き添い
夕食の時間は楽しみのひとつである
薄暗い陽の光の中でテーブルにご馳走が並ぶ
今夜はウニの寿司とハリバットの野菜炒め
とろける様な鮮度の良いウニは
のどを擦って胃袋へ直行
二つ目は舌の上でじっくりと味わってみた
甘味があり日本が生んだ世界の調味料「醤油」は
美味さを演出する魔法使いだ
白身のハリバットは軟らかいがなかなかの味だ
飲料水は森から流れ出る自然水を濾過して飲む
茶色い水は土と木の香りがして
ミネラルたっぷりの天然水
「お腹は?」「多分大丈夫…」
自然の中で用を足すのも一苦労
汲み取り式の二箇所のトイレは
臭い消しにオガクズとは良く考えたものだ
火の番の仲間の「クスクス」と笑う声が聞こえる
こちらは必死だ
少々冷たいのは我慢して水で石鹸を洗い流す
二日振りのシャワーに身も心もすっきりとして
自然の中で貴重な体験を味わう事が出来た
温水が出るだけでも感謝
文明社会になれているのは逆に不便であるが
自然と触れ合う事で心が豊かになるのは有難い事だ
極細の木から除〃に太い木に燃え移す
何しろ慣れない事で大変でっせ
煙にむせながらの火起こしは
顔中ススだらけであるがとても楽しい
自然の生活が癖になりそうだ
一番目の人がシャワーを使うが
調節が上手くいかず温水は10秒と持たない
やっと私の番が回ってきた
上手くお湯を調節した積りで
シャンプーを使い洗髪しようとしたが
熱湯しか出ない
「アチッチッ」
お酒をたしなむ人も少なく持参のウイスキーの
売れ行きも悪い
私一人が飲んでいるようだ
「シャワーは?」
山から引いた水をタンクに溜めて
薪を焚き少しずつお湯を溜めていくシステム
もちろん手作りであり
ここでは紙くずさえも貴重品
人間の知恵は生きる為には
あらゆるところで使われている
何事も自分でしなければならない
お湯を沸かすのもひと苦労
だるまストーブにテーブルと椅子の
簡素な造りのゲストハウス
一階に二人,2階に4人
オーナーの「Mrゴーツ」の家の
二階に二人と分散して宿泊
初日はさすがに全員寝つかれず
ローソクの明かりで
地球温暖化について意見交換
夜の冷え込みは強い
ストーブの薪で部屋中が煙る
そんな事はお構い無しで夜の更けるまで
話が弾む
私たち二人だけの旅とは大違い。
夜空に輝く「天の川」を仰ぎ見て
大きな自然の中に生かされている尊さを
教えて貰った旅のつれづれ……。
森の中のスライドショー
ここをクリックすると千年の森のスライドショー
可愛い木の子
苔の上に顔を出すキノコ
七色の光が差し込む森
打ち捨てられた森の中のカヌー
ガイド役のMr ゴーツ
森の中に差し込む美しい光
お化けのようなキノコ
千年間人の手が入らない森
“人の手が加えられていない森は
千年の時を越え,時代をそのまま
継承しているのを肌で感じる
獣の道を歩き自然の造形美は
例えようもないほど心を打つ
光のカーテンが苔の森をベールに包み
キャンパスに描き出す
手を加えた森の美しさとは
違う別の生き物のようである
森の中の美術館
苔の間から小さな顔を覗かす可愛いい「キノコ」
グリーン一色の中に茶色のキノコは目立つ存在
「あれこっちにも…」「ワァここにも珍しい…」と
森の中で子供のようにはしゃぐ小鉄
倒木の上に新しく芽生えた命
苔生した大木が散らばり,緑の絨毯の上を歩く
ふかふかとして気持ちが良いが
たっぷりと水を含んだ苔はうっかりすると
膝までブスッとめり込む
木々の隙間から差し込む一筋の光が
カヌーをより一層幻想的に
浮かび上がらせている
打ち捨てられた作りかけのカヌー
大自然の演出を呆然と眺めている
やっと我に帰り三脚を立て,
納得のいくまで撮影に集中して
シャターを押し続けていた
その結果は如何に?
午後からはゲストハウスの裏にある森を探索
森の中は伐採の後が目に付く
道なき道をガイド役の「Mrゴーツ」が
鹿のように飛び跳ねて前を行く
苔で滑らないように登る私には重労働に近い
全身汗まみれで孤軍奮闘
数十年の苔に覆われた
「森の中のカヌー」を捜し求める
「あれがカヌーだと」
教えてもらわなければ解らない
まだ一段と高いところにある
森の精霊たちが苔むした木々を育てている別世界
森の中を歩く私たちを見守っているような……”
残念ながらこの森へは体力の限界を感じ私は不参加
小鉄からの感想をまとめたものである
人間を寄せ付けない森の守護神には
とても勝てそうにない
太陽の光線が森に変化をつけていく
いつの間にか体中には赤い斑点が点々と……。
ブヨに刺されているのも
気づかず夢中で森の中に溶け込んでいた
スケールのでっかい大自然は
カナダの雄大な土地があればこそ…。
空からのクィーンシャーロット島
筆者とMrゴーツ
世界最大のワタリガラス
迎えの水上飛行機
CDも発売
熱唱するMrゴーツ
Mrゴーツの昼下がりのコンサート
最後のランチ
キッチンハウス
料理はスーザンの自然食品
朝食は手作りのパンケーキ
ゾデアック・ハリケーン
Mr ゴーツ
朽ち果てるトーテムポール
千年の森にはクマの親子も
取れ取れのウニを食べる小鉄
ウニを取り出してくれる
ウニは取り放題
ウォティマンがなまこを掴んで見せてくれる
トーテムポールに見とれる
グァイ・ハーナ国立公園が生まれたのも
森林保護を訴えたハイダ族の運動のお陰だ
ハイダ族の祖先は日本人と同じルーツで
あるとの説もある
クィーンシャーロット島に
多くの森の巨人たちが帰って来るのは
いつの頃だろうか?
世界最大の「ワタリガラス」だけが
知っているのかも知れない
朽ち果てていく生命の循環は
自然界の宿命でもある
森の中の苔は千年二千年と時を重ねていく
自然の美しさは人間の手を加えない事で
持続できるのではないだろうか
人間の小さな存在を改めて知らされたような…
まもなく水上飛行機が迎えにやって来る
誰もいない入り江でのランチ
神秘な海の生き物たち
苔生した森
幻のトーテムポールが語る自然のサイクル
素敵な海と森の生き物たちとの出会い
最後のランチの後
ギターを奏でる「Mrゴーツ」
哀愁に満ちたメロディーは
森の精霊たちも耳を澄ましているようだ
プロのギターリストでもある彼のCDには
クィーンシャーロット島の
森の命が吹き込まれている
森の巨人たちも静かに
聴きいっているかのように時は過ぎてゆく
目の前の海に仕掛けたカゴには
「カニ」がいくらでも獲れる
糸をたらせばハリバット(オヒョウ)が
簡単にゲット
海底には美味そうなウニがビッシリと行列
食べ物には何不自由はしない生活だが
必要な時必要な分だけ獲る天からのお裾分け
17年前に初めて2人のゲストが
この島にやって来た
2年前には中古の
「ゾデアック・ハリケーン」の
スピードボートを購入
食事はこの島に18年前に移り住んだ
スーザンの手料理
全て自然食を取り入れ
パンもケーキも手作りの健康食品
ゲストハウスのオーナー「Mrゴーツ」
(52)は27歳の時,歯科医師の職を捨て
この島を故郷と決めて
ドイツから移住して来た
金儲けより自然と共生するのが
自分の人生だと悟ったとは……
凄い生き方に拍手を送る
もっと早く出会っていれば
ひょっとしたら私も
この島の住人になっていたかも知れない
日本であれば美術館とか博物館に
展示される芸術品
ハイダ族は保存する事を断り続けている
時を経て朽ち果てて森に帰る
32本の幻のトーテムポール。
悲しい歴史をたどったハイダ族には
子孫に物を残す考えはない
後数十年,今建っているものさえ老巧化し
雑草の中に朽ち果て土の中に消えていく運命…
晴天に恵まれた4日間, 一週間後には雨と
荒海の洗礼が待っていた。
ワタリガラスが私たちに幸運を与えてくれた
朽ち果てた世界遺産のトーテムポール
ひとつのグループが森にいる時
次のグループは
入村が出来ない自然への配慮
他の国の島と違って入場料は無料
その上,ハイダ族のウォチマンから
とれとれの生ウニの差し入れまで
2007年9月5日―11日
旅の鉄人 池内嘉正
小鉄のひとり言
150年以上前に造られた幻のトーテムポールが朽ち果てていく姿には時代の流れを感じました
千年の森には「森の精霊」たちがそこかしこにいるようだった。
地球が滅びる時が来ても最後に残るのはこの森のような気がしてならない。
地球に語りかけるトーテムポール
私にも少しではあるがその意味が理解できる
人間は自然と共存しなければならない……。
星空だけが何万年も昔のままの輝きを見せている
地球の進化を見つけたような心に残る島旅だった
エピローグ
::プロフィール
●1939年生・大阪出身。ゴルフジャーナリスト JGJA会員
●1966年 世界一周60日間 市場調査と営業に出張
ゴルフ歴62年
●2014年6月 右足人工股関節手術後エージシュートにチャレンジ
●2016年8月12日エージシュート達成 術後763日目
ゴルフ場 北海道 グレート旭川カントリー倶楽部
スコア74(37・37)・年齢76歳と327日・2024年現在に至る
●2014年8月より5月―10月旭川へ移住
●1997年会社経営を社員に継承 パームスプリングスへゴルフ留学 2ヶ月で挫折
●1999年に日本の島60島取材
●2000年日本の島再発見出版 日本作家協会会員
●2002年北極点踏破 日本旅のペンクラブ会員
日本旅行写真家協会正会員
●2003年―2009年 地球の島巡り70島踏破(旅は全て夫婦同伴)
●2009年12月16日 南極点踏破
●2010年 地球の島巡り出版
●2015年5月よりトリプルレジデンス継続中5月中〜10月中(東神楽居住)
1月中〜2月末(沖縄・石垣島居住)年末年始・春・秋(大阪現住所に居住)
●2022年 離島の食を求め ご島地グルメの取材開始(一島目 島根県隠岐の島)
●2023年 株式会社アイナック創業49年 取締役会長に再就任 生涯現役を目標
●2024年現在ご島地グルメ挑戦中(離島の旬の食を求め取材旅行)
一般社団法人 離島振興地方創生協会 賛助会員・NPO法人大阪USクラブ会員
現在、
フリーの経営カウンセラー。
2000年「哀愁フェリー」、2006年「佐渡航路」で日本有線大賞有線音楽賞を受賞。
2008年 悪性リンパ腫を発症。復帰後は悪性リンパ腫の啓蒙の「ライムグリーン・リボン」支援活動を始め、現在も続けている。2013年 キルギス共和国22周年独立記念コンサートで観客約5万人を前に「風の旅人」を発表をし歓声を浴び、キルギスの情報文化大臣から感謝状が贈られた。