オーストラリア グレートバリアリーフの島々
- 2010年3月 1日(月) 10:10 JST
- 投稿者: tetujin60
- 表示回数 9,831
2024年11月21日(木) 17:46 JST
インフォメーションセンターの
ボランティアとして
週2回働いている稲垣香織さん(27)との
偶然の出会いで旅は大きく変わった
何から何までお世話になるとは予想外
旅の出会いとは不思議なものだ
パック旅行は短期間で走り回って
多くのものを見て帰る
そんな芸当は我々の年代としてはとても無理だ
ゆっくりのんびりと天気次第の風任せの旅
10月の気候は涼しくて半パンとTシャツだけの
カジュアルなスタイルがお気に入り
カジノでもレストランでも
サンダル履きでもOKだから助かる
ケアンズでは大自然を売りに観光業者が
メインストリートに軒を並べている
やたら日本語が目に付く観光地である
ワーキングホリデーで滞在する
日本人学生は数百を越える
それだけ治安がいい
多くの日本人観光客と出会うが
シャッターが閉まっている
日本語の看板も目に付く
その広さはとてつもなく大きく
3000kmの中にサッカー場が
7000箇所作れるほどだ
日本列島もすっぽりと入ってしまう
桁違いの規模の世界自然遺産
絵葉書では見た事があるが
その魅力に好奇心が騒ぎ出した
世界最大のサンゴ礁群
グレートバリアリーフの島々を
海から空から半潜水艦で
その美しさの確認にやってきた
世界遺産“グレートバリアリーフ”は
何百万年の年月を経て
珊瑚礁として成長したものである
期待していたグリーン島
日帰り観光ではその良さは分からない
朝夕の静けさの中に
島でしか味わえないものがある
だいたい島を日帰りなんて横着な考えだ
せめて一泊でもしなければ…
機会を見て空から見てやろうと早めの帰船
(メモ ヘリコプター遊覧は一日5回一人A$148
船内で早めの申し込みが良い)
シュノーケルはボディスーツを着用
グリーン島
ケアンズ市内
(世界自然遺産のグレートバリアリーフの一部)
園内のワニ共はピクリとも動かない
ワニの餌は週一回
一度にニワトリを二羽食べる
それ以外はじっと動かない
20年の古参のワニ
顔の周りはコケに覆われ
獰猛さの欠片も感じないが
体長5m50cmの大きさには目をみはる
ロッカーに荷物を預けて島の散策へ
ケアンズでもワニの被害が毎年起こる
島のワニ園には“人食いワニ”の
餌付けショーがある
これも時間の都合で間に合わず
何から何まで歯車が噛合わず
アボリジニが作る木彫りの彫刻は
パプアニューギニア産とよく似ている
島の案内では一週間前からクラゲが発生、
小さくて足の長いクラゲがとても危険
刺されるとすぐに病院行き
折角持って来たシュノーケル道具も役に立たない
ボディスーツが無くてはどうにもならない
今日はシュノーケルを諦めた
ケアンズの桟橋から東北東に27kmに位置する
高速船はいつも満員(45分A$73)
島はゆっくり歩いて40分
町の旅行代理店で20%OFFのチケットを購入
これは儲けものだ
短い船の旅はグリーン島桟橋に到着
船内では日本人スタッフが
アクティビティのセールスを熱心に勧誘している
島 内
グリーン島のダイビング風景
ケンズの桟橋
ワニ園の木彫り
半潜水艦で海の散歩
ヘリコプター遊覧10分
(ケアンズの旅行代理A$220)
現地価格はもっと格安なのにビックリ
旅は知らないと損をする
島は日帰りツアー客でごった返し
ロッカー施設も更衣室もイマイチ
何故か海にもあまり入る気がしない
グリーンランドの桟橋
島の浜辺
クラゲ発生のため遊泳禁止
体長5m50cm
グリーンランド
1800年代中期 ナマコ漁で活況
1906年 観光業の始まり ホテル建設の予想を新聞が報道
1937年 国立公園に指定
1940年 ホテル建設
グリーン島は珊瑚礁が堆積した砂州(ケイ)である
この島を領域とするアボリジニ・グンガンジー族が島を管理している
アボリジニはグリーン島を「ウンヤミ」と呼び聖地としている
今も儀式や部族文化の行事や海からの資源の恩恵を伝統ある慣習で継続している
1974年 島周辺の珊瑚礁が海洋公園
1981年 世界自然遺産に登録
1990年 自然資産管理費としてツアー料金から数パーセント拠出している
グリーン島を上空から
グリーン島を上空から
グリーン島を上空から
グリーン島を上空から
グリーン島を上空から
グリーン島を上空から
白からブルーへサンゴ礁とのコントラスト
ため息の出るブルーラグーンに見惚れる
眼下に広がるシーンに生唾を飲み込み目を見開いた
宇宙から見る地球はこんな感じかも知れない
40分間の空の旅 降り立った瞬間、
宇宙旅行から地球に帰ったような感動
あぁ~素晴らしい サンキュウ
ナポレオンフイッシュ
帰りはホテルの近くの桟橋まで僅か40分
よし“これで決定”10%のデボジットを支払い
翌日の出発となる
艇はコンピュータ制御で快走する
スタッフには日本人が
3人も乗船しているのに驚く
言葉の壁もこれでひと安心
全ての説明は日本語
その割に日本人の乗客は他に新婚さん一組
週二回のボランティア
親切丁寧な応対はとても27歳とは思えない
テキパキとしたアドバイス
出会えたお陰でケアンズの印象が良くなった
往路はバスと高速艇、
復路はヘリコプター(A$499)の理想的なコース
ケアンズからポートダグラス(セレブな港)まで
1時間30分, そこから高速艇で更に1時間30分
グレートバリアリーフ(G.B.R)
ケアンズから最北圏にある
エイジンコートリーフ
(ポートダグラスからボートで90分)は
透明度NO1との定評
是非行ってみたいと案内所に飛び込む
応対は偶然にも大学院生の稲垣香織さん
グレートバリアリーフ
グレートバリアリーフ
海上ステージ
クイックシルバー号
海上ステージのポントウーン
さすが世界一を誇るG.B.R
全てのスケールを他を圧倒する
時間の過ぎるのも早い
ヘリの待つ基地へとボートで移動
見上げる船上からは羨望の眼差し
空からの眺めは世界遺産の
スライドショーが展開
世界遺産のリーフの海を覗く
ジャイアントバリー・ロウニンアジ
アラフエダイ憧れのナポレオンフイッシュ
夢のような竜宮城の世界
少し沖に出ると小魚と一緒に遊泳
まるで道案内をしてくれるように
種々雑多な魚が顔見世に寄って来る
いつの間にか小鉄とはぐれてしまった
多分シュノーケルに夢中になっているのだろう
アラフエダイ
ジャイアントバリー
ポートダグラス発の高速カタマランは
揺れる心配もなくすべるように
海上ステージのポントウーンに到着
全長50m世界最大級のアウトリーフの海上拠点
まるで宇宙遊泳の基地のような錯覚をする
クラゲ用のボディスーツも完備(A$5)
その他は全て無料のシステム
グレートバリアリーフ
半潜水艦
空からのグリーン島
ミコマッケイ
贅沢を極めるスカイサファリ
「グリーン島」の人気の秘密も
空からの眺めでその美しさが確認できた
「う~ん」と後は言葉にならない
鉄人オススメの空からのグレートバリアリーフ
是非いっぺん見てみなはれ
地球の素晴らしさがこの目で確かめられた感動の旅
語る言葉が見つかりまへん
空からのグリーン島
空からのグリーン島
高度を上げたり低空で留まったり、
今度は旋回「ミコマッケイ」
(小さな砂州)に着陸のサービス
G.B.Rは一つ一つが違った表情をする
何百万年掛かって堆積した
珊瑚礁のブルーの絵巻に
適うものはこの世にないだろう
これでもG.B.R.のほんの一部だ
太陽の斜光に海が映え
ブルーラグーンがひときわ輝く
数あるパイロットの中で偶然にも昨日と同じ人
『これはついてまっせ!』
何から何まで幸運続き
コースは全て私の手中にあり
地図を見てフライトコースを指示する
まるでパイロットになったような気分に上機嫌
OK出発 昨日とは違った飛び方にとても満足
写真も撮りやすい
ただひとつ残念なのは時々太陽が雲に隠れる
想像を絶する面積を持つグレートバリアリーフ
他のリーフももっと見たいと,
またまた好奇心が顔を覗かせた
今度は思い切って一時間のチャーター
(A$1470)
もちろん稲垣香織さんのコーディネートで…
人数は3人まで 「香織さん乗る?」
“エッホント?”スカイサファリへの参加は3名に…
空からのグリーン島
ケアンズの街のプール
コンドミニアムで作る手料理に
ご招待の稲垣香織さんとルームメイトの
フランシス(アメリカ人)
留学生の若き美女を囲んで
シーフードパーティは延々と続く
締めは日本から持参の味噌汁
海老の頭で取った出汁が旨味を加え
こんな美味しい味は…と
お世辞でも嬉しい
日本から持参の味噌汁が美味しいと・・・
ヘリコプターの体重測定で
190cmの119kgのオーストラリア人と
値段が一緒とは腑に落ちない
体重別料金にすれば
メタボ軍団も一掃できると勝手な考え
早朝の日本人の釣り人から得た情報で
買い求めたシーフードの数々
タクシー代は往復20ドルだが
仕入れたマグロ・海老・貝柱・サーモンと
どの一品も久し振りの日本の味
旅人・池内嘉正
手の平大のマンゴが一個300円
りんごが4ケ160円
ワインの試飲にチーズの試食
どれもこれもスーパーの半値以下
観光地図にない穴場に好奇心が覗く,
日本人スタッフだけのマッサージ店
ナイトマーケットは取り皿の大きさで
値段が決まるユニークさ
こぼれんばかりに盛る若者
お腹の出るのは当たり前
グレートバリアリーフ ケアンズからブリスベンの空から
旅は天気次第
フレーザー島でも強風が吹き荒れたが
ケアンズでも大雨に見舞われた
オーストラリアでは毎日のように起こる
山火事もこの雨で救われた感じ
メイン通りも雨の日は
休日のような静けさで大雨も自然の恵み
観光客にも良い休養日だ
世界自然遺産の海 グレートバリアリーフ
3000の珊瑚礁と900の島からなる
海域の90%が指定されている
その一部しか見る事が出来なかったが
それでも期待以上のロケーションに圧倒された
ケアンズ市内の散策にも「香織さん」が道案内
ローカルの人が行く市場(土・日)
安くて新鮮な野菜が山積み
2009年10月14日~21日
旅の鉄人 池内嘉正
中華・寿司・シーフードと何でもある
11月には卒業して香織さんの実家(東京)
大阪・京都へと旅を楽しむ二人
「11月18日」大阪での再会を約束してグッナイト
旅の縁とは不思議な巡り合わせ
地球の島めぐりも残すところ後“一島”
世界のグレートバリアリーフに乾杯
ローカル市場
ローカル市場
香織さん
一昔前のケアンズはもっと活況を博し
関西からも溢れるほどの
ツアー客が押し寄せたらしい
今ではその半分も満たない寂しさである
関西人にとって直行便なら7時間
ゴールドコースト周りなら
10時間以上も掛かる不便さ
パイプオルガン
夜11時まで賑う人気のナイトマーケット
ゴールドコースト
小鉄のひとり言
壮大な世界自然遺産の海。空からの絶景は期待以上の美しさ
海の色が光と共に変化するグレートバリアリーフは
息を飲むほどのブルーのコントラストに魅せられました。
女房のミドリ・稲垣香織さん・フランシス
港で出会った日本人の釣り人(ケアンズ在住)
筆 者
魚屋の親爺
毎日のように山火事
ケアンズの夕日
ヘリコプターに乗る筆者
ナイトマーケット
::プロフィール
●1939年生・大阪出身。ゴルフジャーナリスト JGJA会員
●1966年 世界一周60日間 市場調査と営業に出張
ゴルフ歴62年
●2014年6月 右足人工股関節手術後エージシュートにチャレンジ
●2016年8月12日エージシュート達成 術後763日目
ゴルフ場 北海道 グレート旭川カントリー倶楽部
スコア74(37・37)・年齢76歳と327日・2024年現在に至る
●2014年8月より5月―10月旭川へ移住
●1997年会社経営を社員に継承 パームスプリングスへゴルフ留学 2ヶ月で挫折
●1999年に日本の島60島取材
●2000年日本の島再発見出版 日本作家協会会員
●2002年北極点踏破 日本旅のペンクラブ会員
日本旅行写真家協会正会員
●2003年―2009年 地球の島巡り70島踏破(旅は全て夫婦同伴)
●2009年12月16日 南極点踏破
●2010年 地球の島巡り出版
●2015年5月よりトリプルレジデンス継続中5月中〜10月中(東神楽居住)
1月中〜2月末(沖縄・石垣島居住)年末年始・春・秋(大阪現住所に居住)
●2022年 離島の食を求め ご島地グルメの取材開始(一島目 島根県隠岐の島)
●2023年 株式会社アイナック創業49年 取締役会長に再就任 生涯現役を目標
●2024年現在ご島地グルメ挑戦中(離島の旬の食を求め取材旅行)
一般社団法人 離島振興地方創生協会 賛助会員・NPO法人大阪USクラブ会員
現在、
フリーの経営カウンセラー。
2000年「哀愁フェリー」、2006年「佐渡航路」で日本有線大賞有線音楽賞を受賞。
2008年 悪性リンパ腫を発症。復帰後は悪性リンパ腫の啓蒙の「ライムグリーン・リボン」支援活動を始め、現在も続けている。2013年 キルギス共和国22周年独立記念コンサートで観客約5万人を前に「風の旅人」を発表をし歓声を浴び、キルギスの情報文化大臣から感謝状が贈られた。